リツエアクベバ

satomies’s diary

身だしなみ

駅に行く用事があった。

ほんと、どうでもいい用事だし。何着ていくわけでもないんだけど。どうでもいい格好をしている時に限って、めんどくさい相手に会うことはあるもので。

そこそこ見られる格好で出かけた。

前から歩いてきた女性が、手を振って、わたしに「こんにちは」と言った。
それから横にいた男の子を指したので、その男の子にも挨拶をした。娘より二歳下、息子より一歳上。わたしは地域の子ども会の役員をしていたので、この男の子は知っている。大人になったなあと思った。

帰宅してから、姿見で自分を確認した。やれやれ。やれあの人は不細工だの、あの人は太っただのという話が好きな人なんだよな。
とりあえず、身だしなみ程度にはなんとかなったかもなと思った。

気にしても仕方がないんだけど、本当にどうでもいい格好で出ていかなくてよかった。
もうさ、年取ってるんだから最低限の身綺麗は身だしなみなんだろうなと改めて思った。