リツエアクベバ

satomies’s diary

おくさんおくさんのぼっちゃんぼっちゃん

 はてなの編集画面を開くと、なんとかfavoriteというリンク元がずらずら続く。ん?ああ、これは彼だな彼だと思う。

小さなトカゲ展 〜 LSTYのブックマーク 〜 / 2007年04月20日

 んでこのブクマコメントの「おくさんおくさん」ってのは、もうコレなわけだコレ。

 幼児期の一時期、彼はなんだかお相撲に凝っていて、どすこいどすこい、と言いながら押してくるときがあって。そこで、うんちょっと待って、その「どすこい」ってのを「おくさんおくさん」に変えてみてくれないか、と。息子は大真面目に「おくさんおくさん」と言いながら押し、押し倒してくるわけで。その大真面目に押し倒してくるのに対して、まって、あ、イヤ、そんな、ダメよ、などという、腹の底から笑えるような体験は、絶対に男の子相手でしかできないことだと思う。
「今日は暴言」の補足

 そういやいつだったか、リファラで見つけたブログで。シリアスな文章を読んだブログで他のエントリをつらつらながめて、↑の部分がツボにはまったというもの。どこだったか忘れてしまったのだけれど。
 でもって、この「おくさんおくさん」なガキは、ずっとかーちゃんのおもちゃになっていまして。小学生のときは、よく新聞の折り込みで下着の通販のチラシなんぞがあると、そっと息子の学習机の引き出しに入れ、ぎゃんぎゃんと怒られていました。スーパー等にお買い物に行くときは、わざと下着売り場を通ろうとして怒鳴られていました。読み終わったコミック誌でグラビアがあるものは、息子の机の上に置いておいて、これもまた怒鳴られました。
 最近は。映画だのドラマだのなんだのと、男女からみのシーンが出てきたりすると。あ、ゴメン、わたしちょっと別の部屋で用事があるからアンタ見てていいよいいよいいからいいから、などと言ってそそくさと席を立とうとする。ものすごい勢いでチャンネル替えますぼっちゃんぼっちゃん。あら見てていいのにいいのよいいのよ、おかあさんちょっと用事が用事が…。これまた火を噴いて怒ります。
 彼はトランクス派なんですが。風呂上がりに下着でうろうろなどしていて、わたしが娘の歯を磨いてやったりしていて、下から歩く息子をふと眺めたりするシーンで。「あ、はみ出てる…」とおもむろに言う。まず100%騙される、何度も何度も何度も何度も。
 宿題をやる、なんてときは。んじゃわたしとちぃちゃんとで応援する!と言い。娘と二人でエセチアリーディングなんてことをやる。へい、へい、へい、へい。簡単に娘はノリノリになり、二人でどったんばったんどったんばったん。うるさいよ!と怒鳴られます。ムキになって怒る。
 父親が息子を諭します。おかあさんの目がきらきらきらっと光ったら、もう相手にするな、流せ流せと。オマエのリアクションはまるで火にガソリンを大量投与のようなものだ、と。おかあさんが何かたくらむときは、その寸前に目がきらきらきらっといたずらっぽく光るんだよ。そのタイミングをはずすな、と。
 ぼっちゃんぼっちゃん、まだまだ修行中です。ちなみに彼の母親評は「なんでも知っているのにアタマがおかしい」です。