リツエアクベバ

satomies’s diary

けんかと、暴風

朝、なにげないことで夫と喧嘩した。

夫は悪くない。わたしが感じ過ぎて、我慢して、爆発した。それだけだ。
夫はいつも悪くない。わたしが弁が立つだけだ。
わたしはいつも後悔する。わたしが怒ると、夫はわたしを傷つけたと言って傷つく。
くだらない、ああくだらない。わたしが夫に甘えてるだけなのだと思う。このひとはすばらしい。

あやまりたおす。わたしが後悔してあやまりたおすと、夫は「いや自分が悪い」という。ほらオマエ、こういうことになっただろう。いいかげんにしないか。と、自分に思う。もっと上手に自分をやりくりしたい。人生は有限で、時間がもったいない。この「時間がもったいない」ということを、もっと身に染みて感じたい。

外はよい天気で、しかしとても風が強い。「暴風」という言葉がぴったりだった。
それでも出かけなければ、と思った。夫を傷つけただけの日にするもんか。

自然の中を歩き、なんでもないような顔で手を出して手をつなぎ。そうしてわたしは、夫に許されたいと思う。でも、そうだな。わたしはわたしを許していないかもな。
こつこつと。またこつこつと、わたしは自分と向かい合って、また日々を生きよう。