リツエアクベバ

satomies’s diary

お客様

今日は雨が降る前に庭。あちこちににょきにょきと侵食するノウゼンカヅラを切っていたら、お客さんがいた。

都会育ちで、虫もろくに見て育たなかった人間がここに住み始めて。最初に蛇を見たときは泣きたくなったし、ムカデもカナヘビもヤバい。

とはいいつつ、田舎のおばはんになって20年を超えた。里山はマンションになり、畑はアパートになり、大きな庭のある家は数軒並ぶ建売に変貌した。

うちだけが、なんか取り残されたように田舎だ。植木屋が入るでもない、節操のない、しかし都会育ちからしたら信じられないくらいぜいたくな広さの庭には、勝手な自然が残っている。手入れが悪いとも言う。