リツエアクベバ

satomies’s diary

カラスと桜

カラス

早朝からカラスの鳴き声がうるさかった。7時頃からのような気がする。鳴き声の数が多い。カラスが集まって鳴いているようだ。異常事態という感じ。何か起きているのかとか、地震でもくるのかと思った。

起きて、ゴミ捨てだのなんだの。そして、カラスが集まっている理由がわかった。近くにある車が行き交う道路に、猫の死骸があった。おそらく轢かれたのだろう。道路のかなり脇に死骸があったので、轢いた人が片付けたのか。それともそこまでは動けたのか。遠目で見たのではっきりと見えたわけではない。カラスのことがなければ、ボロ布かなんかだと思ったと思う。猫かどうかもわからないほど遠目だった。赤いものが見えたので、赤い首輪をした子犬かと思った。思ったあとに、あれは血液か内臓なんだろうとゾクっとした。

カラスは大声で鳴き、かなりの数で集まり、周辺に止まっていた。そして行き交う車が途切れたときに、死骸だろうものに向かって羽ばたいて降りた。クラクションを鳴らして車が来ると、また飛び立った。カラスは。死骸を。食べるのか。騒ぐほど、ご馳走なのか。ここは。アフリカかよ。

電話をした。役所に。「動物の死骸なんですが」と言うと「公道ですか?」と聞かれ、はいと答えた。何度か電話をしたことがある。鳩やカラスの死骸があったときに。近くの電線に変圧器だかなんだかがあり、そこが関係するとかしないとか聞いたが、よくわからない。

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初めて鳩の死骸を見たときに、日記に残した。この後、カラスと鳩の死骸をまた住宅地の道に見つけて役所に電話をした。
鳩やカラスの死骸には、カラスは来なかった。鳥は鳥を食べないのか。

しばらくしてカラスの鳴き声が聞こえなくなった。見に行ったら、道にはもう何も無かった。さよなら。次の生では車に気をつけるんだよ。

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お花見散歩。

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