報道に「最多」の文字が踊る。
緊急事態宣言の前から「原則在宅」を打ち出し、最大週二回、最大週三回と、段階的な対応をしてきた娘が通所する事業所。
今週15日発表で、来週からの「全面再開」を決めた。
様子を見ていても、現状よりよくなることはない。
現状での対策を練りながら、全面再開。
換気、消毒、検温の徹底。
パーテーションを含めた室内の工夫。
対面を避ける室内配置。
今週は週三回で、娘は今日は在宅日だった。在宅支援のための電話でいろいろ話す。
今日で在宅支援の電話もひと区切り。
毎日の支援に感謝。
この生活をやってみて見えてきたこと、その感想を相互に話したりする日々は興味深く、楽しかった。
在宅支援で娘も電話で職員さんと話す。娘だけでなく、多くの利用者さんが今回の事態で「職員と定期的に電話で話す」ことを経験した。
最初の頃から、利用者さんたちの電話が「いい感じに変わっていく」ということを耳で経験したそうだ。
いわゆる障害児の親として、いわゆる先輩の親から影響を受けることは多い。言葉としてのアドバイスが強く残ることも多い。
親として、生活を充実させようといろいろなことをやらせたり、いろいろなところに連れていったり。
でもね、「家にいてひとりで好きなことをして過ごす」という力もとても必要なことだ。
これ、今回の生活で何度も思い出した。当時、とても響いて自分の心の中に入れたのだけれど。たしかにそうだよなあと思った。
しかしまあ、東京を中心に大変なことになってきた。地道に生きる。