リツエアクベバ

satomies’s diary

被災時のトイレ

人に役立つための文章ではなく、自分メモ。

先日の台風19号の時。断水したらと人々は大量にペットボトルの水を買い、お店に水が無くなった。風呂に水をためろとテレビが言って、それを実行した人も多かった。窓ガラスに養生テープを貼った方がいいのかよくないのかとかの話もあった。

トイレは?風呂にためた水を流すんじゃないの?くらいしか、自分がわかってなかった。被災時のトイレに関して、ものすごく曖昧な認識だった。

じゃあ、トイレって一度にどのくらい流すの?もうそこからして、よく知らなかった。

最新の便器で一回に流す水の量は何Lくらいですか?-トイレQ&A 大便器|トイレナビ 一般社団法人 日本レストルーム工業会

一回6リットルだそうだ。しかし非常時にバケツで流す時はもっと多量に水を流さなくてはいけないそうだ。

断水の場合のトイレの使用(洗浄方法)について| 緊急用応急処置とサポート | お客様サポート | お客様サポート | TOTO

どんなもんなんだろ、と、風呂の残り湯をバケツに入れてそれで流すのをやってみた。小もね、大もね、やってみましたよわたし。
大変だよ。バケツで二回。いつもいつも結構な量の水をじゃーじゃー流してたのだと思い知る。被災時に、いちいちトイレのたびにこんなに水が必要なのかと思う。
あと水洗トイレの「水洗」のすごさね。便器を洗うように流れていく。バケツで水を流した後に普通に水を流した時は、なんか拍手したいくらいだった。素晴らしい、ただバケツで水を流すのと水の動きが全然違う。

しかしね。「断水だ。ちょっとトイレいきたいわ。じゃあお風呂にためた水で流しましょ」って、そんなに簡単なことじゃないのね。
まずやることは。下水がマズイことになってないか確認しなきゃいけない。どこかに損傷があってちゃんと流れていかないコトが起きてるかもしれない。それを確認しないでバケツで流し込んだりしたら大変だ。
じゃ、どうやって確認するの?
このあたり、横須賀市の案内がわかりやすかった。下記の2ページ目がわかりやすい。

https://www.water.yokosuka.kanagawa.jp/bosai/sonae.pdf

結局、簡易トイレを準備しておくことが必要なんだな、と思う。市販のものをなんか買ったような気もするが、回数的に心もとないように思う。確実に必要な最低数を割り出しておかなきゃならないなと思う。

ダンボール製の簡易トイレをあらかじめ作っておいて、防災グッズとして保管しておくのもいいのかもしれない。

震災の時に役立つ『段ボールトイレ』の作り方 もしもの時のために – grape [グレイプ]

色のついたポリ袋を二重にして、中にちぎった新聞紙かペットシーツ。量を貯めすぎず、数回で袋をチェンジ。汚物の入ったポリ袋はしっかり封をする。

水を買っとくとか、電池を買っとくとか、そんな簡単なものではないな。それでもって、ものすごく大切なことかもな。