リツエアクベバ

satomies’s diary

10月22日

令和元年10月22日、即位の礼が行われるということで祝日に。天気も悪く、なんとなく家にいたのでテレビで中継を見た。

少し年上の、でも同世代を生きてきた日本の有名な方の晴れ舞台。おじいさんになったな、上皇が即位された時より少し年配になるのか、などと思う。

わたしは、皇后が好きだ。お妃候補としてマスコミに追い回されていた時、凛としてかっこよかった。結婚が決まった時は本当に驚いた。マジか!と真面目に思った。いいのか?と思った。
ただ、あの「一生、全力でお守りします」は大きかったんだろうと思った。

皇族ちっくな服装の会見の時には、あの、気の強そうな美しさは無く、本当にいいのかとか勝手に思ってた。それからどんどん羽をもぎ取られるように、生気がなくなっていった。魅力的な女性の心が壊れていくような様は、見ていて悲しかった。

しかし思ってもみなかったくらいというのはすさまじく失礼だが、浩宮皇太子殿下はものすごくいい男だった。雅子妃は、婚家はヤバかったが男性に対しての見る目は確かだったのかもしれない。「一生、全力でお守りします」有言実行の男だ、ということに異論を持つ人は少ないと思う。同世代で生きてきて初めて思った、かっこいいなあ。
適応障害。追い込んだのは誰なのか。周囲なのか。国民なのか。わたしもそのひとりに入るのかな。

平成天皇の譲位が決まってから、雅子妃が表舞台に出てこられることが増えた。笑顔が画面に映るとほっとする。皇室外交で雅子妃が出てくるとうれしくなる。もう、勝手にねえさん気分になる。

今日の即位の礼、ああがんばったね、ここまで来たんだねと思った。饗宴の儀のロングドレスのフリルに手を叩いてかわいーかわいーと叫んでた。
そうやって、わたしもひとりの日本のおばちゃん。

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