リツエアクベバ

satomies’s diary

介護食を調べる

舅の食が進まないそうだ。食が細くなっていて、入院前より食べない。入院時の絶食期間でずいぶんと痩せたので、食が細くなってるのは心配。
病院では「補助食品」として高カロリーのゼリーが出ていたそうで、参考にしてくださいと退院時にカタログを渡された。

補助食品というものをここで知り、そうしたものを調べていて介護食というものの存在を知る。義妹は近所のドラッグストアで介護食のレトルトをいくつか試し買いをする。

しかしこうしたものは、かなりいろいろなメーカーが作っていることをネットの検索で知る。高齢化社会で成長産業なのかもしれない。高いなあと思うものもあるが、そうしたものを買えるセレブ高齢者もたくさんいるんだろう。

舅は元々好き嫌いが強く、そしてそうした介護食に対して「そんな高いもの」という抵抗もあるらしい。

買うのは安くはないが、手軽でもある。離乳食と同じことかと。手間かけて作っても、その手間を理解しない「お子様」に喜んで食べるという見返りを求めては失敗する、みたいなことがあるならば、作り手のメンタル保護のために出来合いをどんどん買えばいいと思う。

ただ、舅の「そんな高いもの」という感覚もわかる。で、主とした作り手のメンタル保護のためにわたしがちょこちょこ作りゃいいのだと思う。

クックパッドで「介護食」と入れてレシピを見ても、こじゃれた料理が並び、どうも舅が食べるイメージが持てない。あと、市販の介護食のレトルトみたいな商品を使ってアレンジしたものとか。知りたいのはそういうのじゃないと思いながら、しかしそうした商品を知ることができる糸口になったりする。

とりあえず、今日届けたお料理

  • 大根、人参、細かくした豚肉を圧力鍋で柔らかく煮たもの
  • 電子レンジでゆでたジャガイモを小さなサイコロ状に切り、甘い味噌をからめたもの

舅が気に入ったかどうかはわからんが、わたしはとても美味しくいただきました。
おれの飯はうまい。