リツエアクベバ

satomies’s diary

緑のバッグ

今日義妹が来ていた時、引っ張り出して見せたバッグ。

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ほら、見てこれ。うんそう、デパートですみたいな安くないヤツだと思う。いただきものなの、でもね。これいただいたの、26のときなの。
あのさ。26の女の子にこれ、どう思う?

うん。柄も色もきれいだと思うんだけど。どうやっても26の女の子が使うのには無理があった。だからしまいこんでたんだけど。

そそそ、そーなの。今だとさ、これ、違和感なく使える感じなんだよね。若い女の子じゃないからね。こっちがすっかりおばさんになった。このバッグにこっちが追いついてきたんだよね。ぜんぜん変じゃない。

これさ、このバッグね。お宅のおかーさんがわたしにってくれたものなのよね、わたしが26の時に。おかーさんが今のわたしたちくらいの年の時に。
あのさ。最近思うんだけど。このバッグ、おかあさん、自分が欲しかったのかなあって。で、それを息子のヨメさんに買ってあげようとおもったのかなあって。
このバッグ見てるとさ、そんなことを思うんだ。

26の女の子がさ、こんなおばさんバッグ渡されても無理ーって正直おもったんだけどさ。ずっと大事にとっておいたの。そうしたら、なんだかしみじみいろんなこと思うようになったよ。
色、きれいね。大事にするね。