リツエアクベバ

satomies’s diary

アンコの話

舅は救急車を呼ぶ状態になる前に、鯛焼きを食べようとしていたんだそうだ。そう鯛焼きがあった。救急車に運ばれて行った後に、わたしは居間と台所を片付けた。むき出しの鯛焼きをラップでくるんだ。

鯛焼きが食べたかった。アイスまんじゅうが食べたい。そう舅が言う。そういうのって、感染るよね。わたしはアイスまんじゅうがとても食べたくなってるんだけど、近隣の店でなかなか見つからない。

うちの父は井村屋のあずきバーだったよ、と、義妹に言う。ああやっぱり?あれが好きだったんだけど、固いからね。で、アイスまんじゅうになった。ああ、そうなのか。なるほどね。

アイスまんじゅう、食べたいなあと思う。でもまあな、舅が食べられるようになるまで我慢しようかな。いっしょに食べたいな。