リツエアクベバ

satomies’s diary

夜中にイジメ

今朝方、急に足がつった。
ぐっすり眠っている明け方、痛い、と思った途端に、左足のふくらはぎがとんでもないことになった。いたた、痛い痛い、痛い痛い痛い痛い痛いよおおおおお、と絶叫。飛び起きた夫に、「足、足、左、左、痛い、痛い」と訴える。夫の大きな手のひらが左足のふくらはぎを丁寧に包む。ふくらはぎの中にいるバケモノが少しおとなしくなった。寝たまま左足を立てて足首の体重のかけ方で、なんとか和らぎそうになってきた。「ありがとう、助かった、もうだいじょうぶ、寝てちょうだい」。半分眠ったままのマッサージをしていた夫がことんとまた眠る。
時計を見る、4時だった。ゆっくり呼吸をしながら左足の様子をうかがう。びくっびくっびくっと、なんだこりゃ。ふくらはぎの一部が「まだまだそう簡単にはおとなしくしてやるもんか」とばかりに痙攣を繰り返す。
なんだよオマエよ〜、もう勘弁してくれよ〜、と思っていたら。おい…。右足が、右足のふくらはぎの一部が、「へっへっへ、こっちもいっちゃうかい?」と固まりだした。勘弁してくださいよ、イジメかよ。イジメですか罰ですか、なんとかしてくれよ、まいったよまいった。
左足の一部がびっくんびっくんと痙攣し、右足が危険信号をがんがん鳴らした状態で。なんとか激痛一歩手前の重心の位置?みたいなとこを見つけ出した。ゆっくりと筋を伸ばしていくような感覚で、じいっと終わるのを待つ。待つ、待つ、待つ…、おい!まだかよ、まだなのかよ!
癇癪起こしたくなってくるくらいにそう簡単に終わってくれなくて、なんだよ、なんなんだよ、ヒマだよ!ヒマ!
しょーがねーなー、ヒマだしなあ、と、枕元に置いてあるiPod touchを引き寄せる。safari開いて「こむらがえり」と検索かける。「こむらがえり 中高年」と検索ワードを足して入れるのを忘れない。今まで起きなかったことが起きるのは加齢が原因に違いない。心理的な抵抗よりも、より正確に近い情報の方が重要だしね。ふむふむ、予測通り、そういうことみたいだ。しかしこれが「加齢よこんにちはシリーズ」のひとつでありまたいつかやって来るのならば、次回はもう少しお手柔らかに頼みたい。痛い痛いの開始から40分ほど経過したのが最後に時計を見た記憶。せめて15分かそこらで終わっていただきたかったものだと思う。翌朝、眠さでボケボケはしてるが足は動く。左がちょっと痛いけどね。まあしょうがないね。