リツエアクベバ

satomies’s diary

右足の軽い痛み

数日前からか、もう少し前からだったか。右足のふくらはぎのあたりに鈍い痛みがある。軽い痛みで無視できる程度。あと、右のお尻のあたりもかすかにすっと走るような痛みがある、無視できる程度。

なんか、あーあと思う。これはアレだ、変形性腰椎症からくるやつだ。

2019年に、右足のふくらはぎが痛くなって整形外科に行った。前屈して、と言われて前屈した。痛くないか?と聞かれて「痛くない」と答えた。後屈して、と言われて後屈して「痛い痛い痛い」と言った。医師は「はい、腰ですー、レントゲン撮りますー」と言った。レントゲンの写真を見せながら、医師が「あなたの腰は椎間板が潰れているのよ、加齢よ、はいリハビリー」と言った。

スポーツ整形とうたっているこの整形外科は、リハビリルームがジム的な場所だった。明らかにアスリートがトレーニングをしていたりする中で、おじちゃんやおばちゃんやおじいちゃんやおばあちゃんが黙々とストレッチをしていたりした。コーチとかトレーナーとか呼ぶのがふさわしそうなトレーニングウェアを着たにーちゃんやねーちゃんが、おじちゃんやおばちゃんやおじいちゃんやおばあちゃんにストレッチや軽い体操を教えていた。

この整形外科は、自分で自分の体の調整の仕方を、担当のトレーナーから教わる。自分の体を自分で調整することを学ぶのが「リハビリ」だった。

前回のリハビリで、ねーちゃんがわたしに言った。
「大きく息を吸って、強く吐いて吐いて吐いて。そこでお腹に力を入れて。そのまま呼吸を三回。この堅いところがインナーマッスルです、ここ鍛えます」。
腰のリハビリ - リツエアクベバ

この時のわたしのお腹はぐにゃぐにゃだった。去年の秋からなんだかんだ「宅トレ」をしている今、わたしのお腹には腹筋の線がある。だから変形性腰椎症に対抗できると思っていた。

ううむ、ちょっとつけた腹筋くらいじゃ、また痛みが出ることがあるんだなあと思った。つぶれた椎間板は元には戻らない。

しかしあの時教えられて、ずっと続けろと言われたトレーニング。痛みが出なくなってひとつ以外、ほぼ忘れた。
腹筋をつけることと、腿の筋肉をつけること、あと固くなった筋肉をほぐすストレッチだったよなあと。

とりあえず、地道に体をケアする。無視できる程度の痛みに気づくのも、また体のケアなんだろうなと思う。