進歩なし/fuuuuuuunの日記
コミュニケーションの力が低いと、人の能力をうまいこと借りることができないんだよな。
お〜〜〜〜〜い、この展開って、不動産屋の営業能力ってこと、関連あると思うんだけど。相手が欲しい物件に関しての相手が欲しそうな情報を引き出して、契約に結びついていくような関連情報を渡していけないのは営業としてどうか、ってとこあると思う。
それとさ、お〜〜〜〜〜い、低いと思ったら、自分に対して「支援」しようよぉ。
えっとね、娘、6年生のときだったか、学校で手をケガしたのよ。そのときにそばにいたという先生の報告が曖昧だった。おかしいと思ってつつくとボロが出る。誤魔化す。おかしい、何か報告に嘘があると思った。んんんんんん〜〜〜、と考えて、これは管理職レベルだと思って校長室に行くことを決断。
ただ。このときわたしは自分のコミュニケーション能力が非常に下がっている感覚が自分であった。多分ちゃんと話せない。被害的な感情が自分の中に蓄積していた。相手の嘘を嘘だと管理職に判断してもらうには、自分が話す時点で動いてしまうだろう感情がマイナスになると思ったし、きちんと順序だてて話せる自信がまるで無かった。
非常に事務的な報告書を作りましたよ、いつ何がどうなって、どういう展開に現在なっているか。それがそのときの自分自身に対しての、自分が行った「支援」だった。わたしは校長室に行って、それを「読んでください」と差し出しただけ。なんのコミュニケートの能力も必要とせず、話し合いの展開に持っていった。管理職レベルでの調査をしていただき、報告として謝罪を受けました。この教師はやはり嘘をついていた。そして娘がケガをしたときの自分の行動を嘘によって誤魔化し、嘘によって正当化し、全てを娘の障害のせいにしようとしていたことが発覚した。本人の謝罪、管理職責任としての指導の徹底を約束されました。ざまあみろ、負けるもんか。
なんて思いだし怒りはいいんだけど。物件探しって希望条件あるじゃない。前住地に前々住地から転居するために物件探ししたとき、希望条件書いた紙、持ち歩いてたよわたし。ええとなんだっけ。
- 沿線の希望
- 駅から徒歩15分から20分まで、バス物件不可
- 物件予算
- 駐車場料金の希望
- 間取り条件の希望(陽当たりは東南可)
- 子どもがいる家庭に合う物件
- 付近に商店街希望
- その他こちらの需要とそれに関連する地域情報希望
子どもはまだいなくて、そろそろ子ども欲しいと思ってそういう物件に移りたかった頃。日本語教師やってたときで、休み時間にこのリスト片手に住宅情報誌ひっくり返してたりしたから、初級クラスの学生が「せんせいはたいへんです」とか言ってた。「はい、たいへんです。とてもむずかしいです。」とか答えてました。
で、結局決めたのは、自分が見せてくれっていった物件じゃない物件。不動産屋が↑の条件のリスト見て「じゃあコレは?」と言って出してきた物件。でもそういう展開になったのはコミュニケーション能力じゃなくて、不動産屋の持ち物件とこっちの条件が合うものがあったってことなんじゃないかと思う。希望条件のリスト見せて、それに合う物件とそれから欲しい情報を相手が出してきたのをもらっただけで、特に店先でべらべらしゃべったわけじゃなかったから。後は自分で物件見に行ったときに、収集した地域情報で確認できそうなものは確認した。聞くという対話がきつかったら、「めぼしい物件があったら物件と関連情報をFAXして欲しい」でいいんじゃないかと。わたしのときは「夫と相談したいから」の一言で普通にやってくれましたよやってくれるとこは。それでダメなら相手と相手の持ってる商品自体の問題。次に取る行動は相手のチェンジ。
それでも住んでみなきゃわからないことはやっぱりあると思う。この物件が偶然にも、都立の小児病院に近くて、その後生まれた娘の手術や長期の入院にという展開で、住居の立地として恵まれていたのは神様からのプレゼントだと思う。先天性の心臓病を合併していた娘、この病院は小児病院である上に、俗に「心臓・腎臓病院」と言われるほど先天性の心臓病の治療では有名だった。生死の境から生へとつながっていったのは、外科手術だけでなく、経験に基づく外科手術の時期の判断や、ひとつひとつの治療方針、つまりこのときの主治医の力だとわたしは信じてますね。転居後の検診のための転院で転院先に渡された情報には、主治医にとって「命を取り戻した秘蔵っ子」的な記載があるらしい。
ちなみに結婚式場を決めたときのリストは下。希望通りの式場を見つけだしてくれた式場紹介センターの営業の人もすごいと思う。
- 立地の範囲
- 招待客の人数と希望予算
- 親が恥かかないような瀟洒な見栄えで、しかもリーズナブルな料金設定
- 料理がうまいと定評があるとこ
- その式場のメリットとデメリットの情報
デメリットはメリットで充分まかなえると判断して決定。基本的に4まで合致すればそれはかなりのメリット。いや4は重要でしたよ重要。だって人呼ぶんだから飯うまくなくてどうするよ、と。料理、すっごいうまかった。ほぼ全部食べた花嫁。
ああそうそう。医療、医療。ダウン症児関連で、相談的な検診の場というシチュエーションで。医師「初診は受診時に主訴をはっきり出して欲しい、箇条書きにしてもってきてくれればわかりやすい」って言ってましたよ。これもわたしはそうだと思う。相手の情報を引き出すには、コミュニケーション能力だけじゃなくて、作戦もあるんじゃないかなあと思うんだけどな。そしてその作戦は、自分に対しての「支援」と呼びたい。