リツエアクベバ

satomies’s diary

わお、録画しなくちゃ

ベルリン・天使の詩/takoponsの意味

 月曜の9時はばったばたの時刻が常。録画しなくちゃ。
 「ベルリン天使の詩」。もさいオッサンが実は天使で人間には姿は見えない。もさいオッサン天使は、なんだか貧相だったり苦しそうだったり情けない心境そうだったりする人間の肩にそっと手を置き、その人の力を自然に元気にさせる。与えられた大事なお仕事なのに、もさいオッサン天使にはなんか活力が無いわけで。
 それが…。そのもさいオッサン天使は、一人の人間との出会いで世界が変わる、人間に恋をする。人間に恋をして世界が変わることを天使が知ることは、天使が死ぬことを意味すること。天使は死ぬ。そして、なんだかうははなオッサンに生まれ変わるんだ。うははなオッサンはもう天使じゃない、うははなオッサンである人間になる。
 この、なんだかうははなオッサンを見て親しげに指南をくれるオッサンがいる。このオッサンはこの経験の先輩。刑事コロンボピーター・フォークピーター・フォーク 役で出演しているのが、この「教えるオッサン」。
 人間になったうははなオッサンは、文字通りうははなオッサンになる、天使ではなく。世界のひとつひとつを楽しむ、喜ぶ、そして恋。
 白黒部分とカラー部分。白黒部分は展開としてちょっともったり、まあこの手の映画にはよくある前半の忍耐か。でもそれは後半花咲くオッサンのために必要な展開。花咲くオッサンはとてもステキ。
 と、いう、実にすっとこどっこいなレビューで見てみたい人はどうぞ。わたしは見るぜ。