リツエアクベバ

satomies’s diary

トモダチコレクション その2

「トモダチコレクション」購入の続き。
テレビでCMを初めて見たときに。「おいおいコレ、イジメソフトになるんじゃないか?」と思った。実在の人間をmiiにして、なんだかんだともてあそぶってことができてしまうじゃないか、ってことで。なのでこのソフトにあんまりいい感覚を持ってなかった。お試し版をダウンロードして「miiちぃちゃん」を思いついて、購入ってことになったのだけれど。そういうとこはあるんじゃね?みたいな感覚はやっぱりちょっとあった。
自分miiを作って、娘miiを作った。それから息子miiを作って、夫miiを作った。その次に作ったのは架空男性mii3人。これはちぃちゃんの恋人候補者。生年を近くに入れ、誕生日は順に5月1日、6月1日、7月1日。キャラは「固いの、柔らかいの、設定を全て真ん中にした『おもしろみの薄いもの』」。名前は順に「たろう、じろう、さぶろう」。それから娘miiのために架空女の子キャラを設定していった。そして「のっく」「スライ」「おおちゃん」と、芸能人キャラ3名。ふわふわ女の子キャラを作りたくなって「のの」を入れた。そこから架空キャラをまた少しずつ増やしていく。なんだか仙人のような「だいじろう」に息子大ウケ。
架空女の子キャラは設定時にいろいろ設定してあるのだけれど、なんせその場の思いつきでキャラ立てをしていくので、作った自分自身がキャラを覚えられない。女の子キャラたちがその言動から、逆に作り手のわたしにキャラを教えていってくれる感じ。この架空女の子キャラのうち、一名がmiiわたしの親友になった。へーと思って自分が設定したキャラの性格を確認した。
息子がいじっていて、ちょっと見たら変なキャラが出来てた。四角い顔でくどい造作の顔をしていて、超高音で早口にしゃべる。キャラ名が「キモ」になっていたので怒る。「そういう使い方はキライなんだよ! そういう使い方をすんならさわるな!」。結果、超高音はそのままに「きよし」とキャラ名を変更して愛でる。「きよし」は実に明るくて楽しいキャラになった、なにしろいつもにこにこにこにこと楽しそうで見ているだけでふわふわと楽しめる。そんな「きよし」を「のの」がとっとと好きになり、二人はハートマークを乱舞させ、あっという間に結婚してしまった。新婚旅行はタイだった。
息子が「友達を入れたい」と言って、3人のキャラを次々に入れた。仲が良くてという中で、ちょっと変わり者的存在の3人。なんか入れても角は立たないだろうという3人とかーちゃんは解釈。この3人キャラは次々と息子miiと仲良くなって、ゲームの中でwiiをやったりDSをやったりして遊んでいる。なんだかんだと島の住人はたくさんいるのに結局アンタたちは仲がいいのかと、へーとか思う。
周囲と仲が良くなりやすいタイプと、ゆっくりと人間関係を築くタイプとがあるよう。娘miiは実にはっきりとしたキャラになっていて、楽しむときは楽しむが拒否もきっぱりとするタイプ。恋人候補者に立てた3人とはどう関わるのかと思ったら、一番マイルドな「じろう」にとっとと告白をしたがった。そうくるか、と思った。告白時にこっちもどっきんどっきんしたけれど、あえなく惨敗。「たろう」にも「さぶろう」にも興味は無い様子。そのうちに息子実在友達キャラの一人を好きになったそうで、告白して恋人成立。この息子友達キャラはわりといい加減傾向キャラで、娘miiはそういう好みなのかもしれない。息子友達miiとのカップル成立した折りには「一度フラれた『じろう』とはなんかどんどんいい感じになっているし、『じろう』はなんか盛り上がってきてるのに、アンタはそれでいいのかい?」という感じ。その疑問に答えるかのように娘miiが言う、「じろうとはつかずはなれずの関係でいたいです」。へー。
そんなこんなの流れだったのを今日、保存せずに電源をばちっと切った。状態をちょっと前にするためにmii時間を戻す必要があった。目を離したすきになんだかんだと盛り上がりやがって、わたしと息子はついに結婚することになった。冗談じゃない。世界の持ち主の意志が動く。うるせー、わたしが世界の支配者だ。じ、じ、時間を戻してやる〜〜〜。
ばちっと電源切って時間を戻したら、娘miiの息子友達miiへの恋愛モードも消えてしまった。そして娘miiを一度フリやがったくせにその後盛り上がってきていた「じろう」が「ちぃに告白したいです」とハートモードでもやもや開始。さて娘miiはどうするんだ!!!??? 息子といっしょに固唾をのんで結果を見守る。ちぃちゃんmiiはOKを出し、「じろう」miiは大喜び。自分をフッた相手に告白をさせた娘miiは恋の勝利者
息子miiとわたしmiiとの仲に関しては、とにかく二人にさせない作戦進行中。夫婦阻止にはそれしかないモヨウ。そんなとこで気づいたらいつの間にか、息子miiと娘miiは「かけがえのない存在」という親友になってた。いろんなところでふむふむ。