リツエアクベバ

satomies’s diary

全然違うから

 自分とこについたはてなブックマークのひとつに気づく。

はてなブックマーク > kozueのブックマーク > 2006年12月08日
S嬢 はてな - うん、わかった
[noon75]こっちはネタではない。

 へっへっへ。ネタじゃないです。
 まあそんなことがあったよと、正午さん向けに書いてはみたけれど、それ以外のことあんまり考えていなかったけど、アップしてみていっぱいの人に読まれちゃうのかと思ったら、ちょっと恥ずかしかった。
 この方のはてなブックマークには、わたしのとこのリンクのすぐ下に「最首悟の本」ってのがあって、なんていうか、よく知ってるなあとか思った。元々の正午さんとこのエントリのコメント欄にも、最首悟の名前は出てきていたしね。わたしはダウン症の子を生むまで最首氏ってのはぜ〜んぜん知らなかったし、ダウン症の子の親でも知らない人ってのは多いと思うし。いっぱいいろんなこと知ってる人ってのはいるんだな、とか思った。
 このブックマークコメント、「ネタではない」ってのを読んで、急に思い立って、この話に出した彼氏の名前を検索。元々彼は検索で出てくるのよね、過去の活動ってヤツで、消えつつある記録。
 それが検索してみて驚いた。ははは、動いてるよ、彼。表現のチャンネルってのはたくさん持っていた人間なので、現在はちょこちょこっと音楽で動いているようですね。ふうん。
 で、誤解されたくないっ、ってのがあって。こんなことがあったよと入れてはみたけれど、読んだ人に言いたい。わたしがつきあってた彼は、正午氏とはぜんぜん違うからね、ぜんぜん。
 くそつまんね〜ギャグやどう考えてもちっとも似てね〜だろってモノマネってのをよくやってて、周囲は凍る。その凍ることをギャグにするっていうかなんというか。友人に紹介してにこにこされることなんてのはほとんど無く、たいがいは絶句される。たまたま飲んでた席で友人の集団に出くわして、友人の集団にいた男の子たちのその中の一人に「もう一度会いたい」って大まじめな顔で言われたときに、ちょっと離れた席でバカ騒ぎしてる彼を指さして「あの人、彼氏なの」って言ったら、まあなんとも言えない顔で絶句された。この「もう一度会いたい」ってのは、第三者的に見てまあいい線いってた男の子だったので、(わたしなんかまちがえてるかしら?)なんてことをこのとき思った。
 くだんないことやって、くそつまんないことをやって、しっかりした恋人の尻に敷かれて、なんてキャラを持ってたけれど、周囲が彼の才能に気づき始めていったときに関係は妙に変わっていって。でもまあ、わたしのこの恋愛の原点は、この、彼がいたくみっともない時期だったかもしれない。くそつまんないことをやろうが、周囲を絶句させようが、わたしは彼を彼の才能を彼の実質を知っているという感じで。知っているということに安心した安定を望んだ彼と、それを淋しがった自分という構図かもしれない。周囲が気づき始めたときに、俄然彼はモテ始めて、なんか置き去りにされたような気持ちもあったな、とも思う。
 ってことで、当たり前だけど全然違うからね、正午氏がウェブ上で創り出しているキャラとは。決定的な違いは、正午氏は三枚目キャラなんてことは絶対やらないイメージだよね、現在。
 ブログで出ているキャラとしては正午氏よりも。わけわからんことに騒ぐ様は、うんこうんこと騒ぐえっけん氏のようであり、聞き上手でリアクションが何気なく変化球なのはたこぽんのようであり、シビアな視線でモノを語るときはLsty氏のようでもあり、ってとこかな、とも思う。
 正午氏と共通してるってとこは、自分が出していくもの関して、簡単に理解されることに対しての否定的な感覚、ってものかもしれない。うん、これは共通ね。
 彼を語るのは、未熟な時代の恋愛の相手に対しての未練ではなく、人物考察という意味でおもしろい相手だったからだと思う。そしてその時代の自分への興味、かな。