リツエアクベバ

satomies’s diary

「消化不良」のその後

 2005年10月17日記事「消化不良」で出した子ども。先週の土曜日にこの中の2人が遊びに来る。わたしは外出で不在。夫の報告。
夫:「暗くなるからそろそろ帰りなさい」と声をかけても、こちらを向きもしない。「ちゃんと話を聞いてくれるかな」と、思わず声が大きくなった。
わたし:でしょ?でしょ?でしょ? なんで反応しないの?って思うでしょ?
夫:人と話す、ってことを、ちゃんと経験してないのかな。
 この2人のうちの1人が、数日前、遊びに来る。ちょうど息子とわたしとで「ドラえもん どこでもドラえもん 日本旅行ゲーム+(プラス)」で遊んでいたので、そのまま3人で遊ぶ。ゲーム内で使うお金、わたしはすっかり金欠になってしまったので、息子に「くれくれ」とねだる。「ジョーダンじゃない、勝負だ勝負」と答えるそばで、この子、わたしに一番高い金額の札をくれようとして驚く。さらに驚いたことに、遊んだ後、この子と「会話」が成立する。ほう。今までは必要なことを目の前で話しかけても聞こえてるんだか聞こえていないんだかという無反応だったのに。
 この子、今日も遊びに来る。いわゆる「アポ無し」。チャイムが鳴って出るとこの子。「遊びに来たの?」と聞くと笑顔で応える。ああこの子、こんな風に笑うんだ。
 帰るときに、子どもが遊びに来たときにいつもそうするように、玄関を出て、見えなくなるまで見送る。振り返って、笑顔で手を振ってくれる。うれしかった。
 この子、うちから時々、家に電話を入れる。「電話を貸してください」の一言が言えず、勝手に使う。今度来たときは「『電話貸して』って言ってよ」と、駄々をこねてみよう。