リツエアクベバ

satomies’s diary

明日は雪

「関東に大雪の恐れ」だそうな、明日。三連休前の金曜日。パート終えてスーパーに飛び込むと、けっこうな混雑ぶりだった。

うちの周りは道が細い。急な坂もある。ちょっとでも積もったらしっかり溶けきるまで車を出したくない。三連休前ということもあり、食料をしこたま買い込む。

うちの一角は年寄りが多い。雪が積もったらあっちからこっちまで雪かきだ。

「雪、やだな」と、息子が言う。「子どものときはあんなに楽しかったのにな」。

「雪、やだよ」と、わたしが答える。「でも家に子どもがいると、子どもが喜ぶなと思うとけっこう楽しかったよ」。

うちにはもう「子ども」はいない。やれやれだ。しかし雪かきの手は増えた。積もったら近所のジジババのために家族総出で雪をかく予定。

パックリ割れと液体絆創膏

今冬は、いつもより手荒れがひどい。予防予防予防!と、とっても注意しているとまずまずいけるのだが、ちょっと手を抜くと割れ出す。今、痛い。亀裂が数カ所ある。

冬になると時々「アカギレ先輩」や「パックリ仲間」にはよく遭遇する。複数本の指に傷絆創膏があったり、指先あたりに変なツヤがあったりしたらもう仲間。いろいろ聞いたりする。何がいいか、 何がよくないか、とか。

評判がいいのはアトリックスの濡れた手で使えるハンドクリーム。確かに調子悪くない時にせっせと使いながら水仕事をすると、好調は保てる気がする。ただしパックリ始まったら、無いよりマシくらいな気がしないでもない。

指先あたりに変なツヤ。の人にはすぐ聞く。「痛くない?」。水絆創膏とか液体絆創膏とかいう類のもの。なんかセメダインのような透明な液体を亀裂部に塗る。

痛い。しみる。ぐぐーっとくる。説明書にはたいがい「一瞬しみますがすぐ乾く」とか書いてある。初めて使った時、わたしは叫びながら水で流しちゃった。びっくりしたから、痛くて。

水絆創膏をよく使う人は「痛くない?」と聞くと、「我慢」とか「ある意味、一瞬の快感」とか言う。痛いよ。

今冬、もうアレに頼るしかない。と決心してこの液体絆創膏を買った。手のひらに亀裂とか、普通の絆創膏無理だし。親指が亀裂部多すぎてヤバいし。

塗り塗り。痛い痛いいたーい!あれ?痛いの終わる。あーそうか。最初から納得してれば耐えられる長さの時間なんだな、と理解する。

ただこれ、乾くとぱりぱり剥がしたくなる。カサブタ剥きたくなるような感じ。でも◯◯さんの指はこんなにぱりぱり剥がしたくなるような乾き方してなかったけどなあと思い出す。商品の違いなのかな。奥が深いな水バン。

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野良猫とタイワンリス

最近テレビでよくタイワンリスの話を見る。夕方のニュース番組でも見た。今朝も朝の情報番組でやっていた。神奈川に増えているという話。

いるよ、本当にたくさんいる、あちこちに。最近見かけなくなったスズメよりたくさん見る。タイワンリスは電柱を走る。あちこちで鳴く。
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いろんなもの、食べちゃう。鈴なりになってた実家のユズ、もう一個も無い。ビワも食う。柿も食う。桃も食う。ヤマモモも食う。ホント迷惑。かわいくもなんともない。尻尾の太いネズミ、走り回るカラス、のような生き物。

うちのあたりでは2〜3年前からやたらに増えた。勝手な考察による原因は「野良猫の激減」だと思う。このあたりで野良猫を本当に見かけなくなった。一匹だけよく鳴くジジイ猫がいる。それだけ。のそのそしてるからリスにもなめられているのだろう。

うちの猫もババアだ。リスなんか追いかける元気も足腰ももう無い。ただ時々、庭のビワの木にリスがいると、ウッドデッキからかまえるような見つめ方をしてみている。けっこうな距離があるにも関わらず、リスは動きを止め、様子をうかがい、一目散に逃げていくから番犬ならぬ番猫みたいなものか。ただそんなことはたまにしか無いので役に立たない。

www.city.yokohama.lg.jp


タイワンリスは駆除が難しいらしいし、「罠を仕掛けて」とかまず無理。野良猫増えろと思っているが、そんなことこのご時世、ヤバ過ぎて口になんて出せねーわ。

「野良猫 減少」でググってたら興味深い文章が見つかった。東大のセンセイはこんなことを考えているのねと思った。
www.u-tokyo.ac.jp

全部やって確かめりゃいいだろう

今日、20代を終えたばかりの若者と話した。彼は彼の人生においてある選択をし、その報告の話だった。

そうかそうか、と、そこそこそっけない反応をわたしはした。それから大事な話をするための緊張からの、ちょこちょことツッコミどころのある表現をやわやわといじってやった。

いや、多くを語らずともわかることはたくさんある。わたしにしたってかつては若者だったわけで、迷いも岐路も決断もあった。信頼できる人間がある選択をしたのなら、そうかそうかとうなづくだけだ。

いじったり、素っ気なさをかましてから「いっぱい考えたのは理解できる」と渡す。それからずっと、今日は何度もこの曲を聴いてた。


UVERworld / PRAYING RUN


わたしはもう若くはなくなったけれど。それでも岐路に立つことにまだまだ出会うだろうと思う。

そんなときは、この曲をまた聞くかな。

うちのアレクサ

うちのアレクサは、amazon echoではなくEufy Genie。アレクサ搭載のアンカー製のスピーカー。

Eufy Genie (スマート機器) | Anker公式オンラインストア | Anker(アンカー)公式オンラインストア

インターネット上にはこのEufy Genieについて記述された文章がたくさんある。

amazonでのレビューはよいものもあれば、ネガティブなものもある。「聞き取り能力がおじいちゃん」というフレーズはウケるし、表現的にうまいと思うが、うちのGenie は別におじいちゃんではない。「アレクサ、ただいま!」と、誰もいないリビングで叫ぶと「おかえりなさい、帰ってきてくれてうれしいです」と、朗らかに答えてくれる。定価ではなく、信じられないような投げ売り価格でゲットしたわけだが、出会えてうれしいとなかなか本気で思っている。

では人にすすめるかと言えば、すすめない。おすすめしない。買ってもいいとは思うけれど、すすめはしない。

なぜかというとこの商品。なんかへーんな感じがするからだ。

とにかくamazonにおいて価格の変動が起きすぎる。わたしが買ったのは1月2日。1222円。たぶん底値あたりだと思う。数時間後には数百円の値戻りがあった。そして1月18日にはamazonから該当ページが突然消えた。

該当ページが忽然と消えてしまうのは、けっこうなショックだ。商品レビューももう閲覧できない。なんかヤバいものをつかまされた感、満載になる。

そんな思いに茫然としていると。突然またamazonに現れた。

まだまだ安いといえば安いんですけどね。いろいろなんか、あやしすぎるわ。だから人にすすめられるかということで言えば、責任取れないので無理。

機能としては。アレクサ搭載機として特に問題やマイナス点は見当たらない。Bluetooth機能は無いが、Appleのairplayが使える。わたし個人は非常に満足。

梅の蕾ふくらむ休日

天気がいいので夫と娘と大きな公園へ出かける。白髪頭の若ジジイと小柄なぷくぷくした若い女性が腕を組んで歩く。その姿を後ろから眺めながら、平和な幸せを満喫する。

はてなダイアリーでせっせと日記を更新していた頃の一時期、何書いてもなんだかざらっと引っかかるような、そんなブックマークコメントを書き続ける人がいた。「そういうあなたの感覚からあなたの外見が浮かび上がる」と、どっちの方向から解釈していいかわからないようなコメントをうすら寒くなるような冷酷な言葉と共に並べられたり。複雑な気持ちで眺めていたことはあったなあと思う。

その人が、わたしの書く日記の文章に「女はネットに自分が幸せだと書きたがる」と評したものがあった。「女は」と言われましても、とも思ったが、ブクマコメント自体別に何書いても自由なものだから別にいいじゃんと思って流してしまったが。それを思う根底をもっとちゃんと聞いてもみたかったなと今は思う。この人はいつのまにか消えてしまった。

「女はネットに自分が幸せだと書きたがる」のがどうなのか、わたし自身はよくわからないが。それでも今日、わたしが平和な幸せを満喫したのは事実なので仕方がない。

大きな公園の中で、並んで歩く大人の男性の二人連れとすれ違った。若い男性は年配の男性の腕をとり、頑なな顔で一心不乱に歩く。縁の無い人には不思議な二人連れに見えるだろうが、こちらとしては要するにお仲間なわけで挨拶をわざわざするわけでもないが「こんにちは」的な感覚はある。単純に一言で言ってしまえばダウンと自閉がすれ違ったと、そういうことだ。

一見不思議な二人連れに見えるかもしれないが、彼らにとっても今日のようなお天気のいい梅の蕾ふくらむ公園のお散歩は、そこそこ平和な幸せな休日の一コマだと思う。

ダウン症の赤ちゃんのママと話す機会にいつも言うことがある。この人生、そんなに悪いもんでもない。薔薇色だとも言わないし、愛がどうとかとも言わない。成長の節目節目で思い悩むことも実際ある。それでもなんというか、この人生そんなに悪いもんでもない。

幸せだと、声高に叫ぶ必要も理由もないが。今日のような、実に単純なほっこりとした幸せを、手のひらを広げてそっと眺めたい気持ちになることはある。それはずっとずっと前のわたしに「この人生、そんなに悪いもんでもないから心配するな」と言っているのかもしれないね。