リツエアクベバ

satomies’s diary

4月4日

はあ、4月4日だよ。と思う。今年も来ちゃったよ、4月4日。

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ここから始まったんだな。と思う。

世の中にとってコロナは、既に怖くないものになったけれど。亡くなったひとはたくさんいるんだよなと思う。そういう病気だった。

世の中の、大病を経験したひとと同じように。わたしは自分の人生に「コロナ前とコロナ後」という線ができたように思う。

死ぬかもしれない、という崖っぷちに立ったときに。生きている時間にできること、考えられること、を次々とこなしていたなあと思う。生きていたなあと。

とにかくわたしのコロナは、眠れないってのがすごく大きかったからなとは思う。体きついのに、眠れない。あっち向いて、こっち向いて、貝のように布団にもぐりこんでも。死んだように眠った気分になっても。時計はちっとも進まなかった。結局は、眠れないことに慣れた。
だから、頭使って生きていた日々だったのかなあと思う。

収穫としては。あの、退院して家に帰る道で思った「世界は本当に美しい」と思ったこと。あれは一生忘れたくない。