リツエアクベバ

satomies’s diary

副反応と、息子の成長

息子、朝から38.5度。飲み物を飲んで再び寝る。へー、熱出たんだーとか言いながらわたしも検温、37.4度。

わたしは昨夜から腕が痛い。いてーいてーとぶつくさ繰り返す。息子は平然と「痛いね」と言う。夫は「二、三日痛かったよ」と言う。わたしはいてーいてーと騒ぐ。

息子は結局、三回とも38度を超えた。ただなんか慣れてきたのか、平然とはしている。だるいというより頭が痛いと。あと腕が痛い。しかしまあ、薬はいらないかなとかそんな感じ。

夕飯どうする?と聞くと、早めに帰って休むかなと。本当は今日、ヨドバシに行きたかったのだが行けねーわ、と言う。行けねーんだろうが、そんなことを話していられるほどには元気。

時々出勤、基本テレワークで。平日の飯はすぐそばの弁当屋で、オーダーして作ってもらうタイプの弁当を買うのだそうだ。作り置きはいやだと言う。
金土日は自炊の日だそうだ。クックパッドで作ったことがあるもののレシピを見せてもらう。

豚肉の野菜巻きだの、串に刺した焼き豚だの、見かけに手間がかかるものを作っている。ひとりだし、インスタなどやっているわけでもないし、巻かなくても刺さなくてもよくね?と聞く。

返ってきた言い分に、ちょっとほうと思う。一人暮らしをして、その中で自分で何かを完成させることで。そういうことのひとつひとつで、自分自身に自信がついていくような気がするんだそうだ。

不器用な子が、ひとつひとつ努力して階段を上ってきた。そうした己との向き合い方をずっとこのひとは続けていくんだろう。いわゆる出来のよくない子どもが、自分自身を育てて立派な大人になっていく感じがする。

もうすぐ次年度どのくらい昇給できるかわかるそうで。とにかくそのことにヤキモキしている。すごく出来るわけではないが、そこそこ評価は上がっていてほしいと。言っていることは非常によくわかる。

自分の売りはあるのか?自分の売りをちゃんと育てているか?などと軽く聞く。人生を頑張っているのだなと思う。

微熱と倦怠感があるので、わたしは留守番。夫と娘が、息子を送っていく。オリーブオイルと胡麻油と、ナチュラルチーズを持たせて帰す。わたしの微熱と倦怠感は、夕刻にはおさまる。腕は痛い。