リツエアクベバ

satomies’s diary

息子ご帰還

息子がいない生活にも慣れたが、帰ってきて「いる」時間にもすぐ順応。
しかし、うるさい。

この子、地声がでかい。なんだかんだとよくしゃべる。姉弟の家だが姉が姉だから「ひとりっ子長男」のようなところがあり、対外的にはおとなしい子の類に入ると思う。しかし家ではうるさい。

気心知れた友人には、この、なんだかんだ地声がでかいこととか、うわっとか驚いたときの声がでかいとかが周知されている。それで息子が「一人暮らしをしようと思う」と言ったらば、息子の友人の一人暮らし民が声を揃えて「アパートはだめ、マンション」と言ったそうだ。オマエは素でうるさいと。

そんな息子さんは性格が素直なので、とにかく鉄筋や角部屋にこだわった。角部屋だと「隣が一軒」になる。

結局見つけた部屋は一階が居酒屋、二階がカフェレストランで、三階から上が1Kのマンションの四階。店舗の音も響かないし、角部屋で窓が多く風通しもいい。建物自体は新しくないので家賃が高くない。
出てすぐの道は広めの一通なので通り沿いなのに車も多くない。街中なのに静かだ。
近くに大学があるので安い定食屋が近所にある。駅も近いしスーパーも近い。非常によいところを見つけたと思う。

ただ、自分が素でうるさいということを友人達に言われて、生活音に非常に気をつけているらしい、真面目だ。

その反動からか、うちに戻ってどうでもいいことをでかい声でわーわー話すからうるさい。
うちは隣が遠かったり、ガラスがペアガラスだったりで、家の音について周囲を気にする必要がない。
その環境に戻った安堵が、でかい声にくっついて流れている感じがする。

よしよしガス抜きしていけよと思う。