リツエアクベバ

satomies’s diary

散歩

いい天気で暖かかった。夫と娘と3人で散歩に出ることにした。散歩して、スーパーに寄って買い物して帰るコース。

夫の足。おととい、保険屋さんから電話があった。「いかがですか?」。それに対して答えたこと。

  • 週一回のリハビリ。
  • 医師の診察はリハビリ前毎回と、それとは別に検査を含めた診察が月二回。
  • 術後の状態はいいが、骨はまだついていない。
  • 「通勤は難しい。往復座って行けるなら別」と医師に言われている。
  • 松葉杖ではなく、軽く杖をついての歩行。

通勤について、通勤場所を確認した上で「往復タクシーでの通勤費を補償」と、保険屋さんから言われる。在宅勤務をしているが限界はあるようなので、タクシー代の補償ということで今後考えていくことに。

夫は平日は8時半から6時まで在宅で仕事をしている。土日に「リハビリだ」と近所を歩く。今日、夫が「ちょっと歩いてくる」と言って立ち上がったら、娘がぱっと夫を見た。「おとうさん、お散歩」と言ったら、娘がちょっと(ん?)という感じの反応を見せた。ひとりでいくの?とか、なんで?とか、そこらあたりを考えたように思う。ポストに行くという目的もあったので、いっしょにとか考えず「足のため」と、娘に言った。

などなどなど。なんとなく娘が気にしたのが気になったので、午後の行動を「3人で散歩」にした。

軽く杖をつき、夫がゆっくり歩く。娘がぴったりとその後ろを歩く。それを見ながらわたしが娘に声をかける。

「ちぃちゃん、おかあさんと手をつなごうか」と言った。娘はわたしを振り返りもせず「いやだ」と答える。
「ちぃちゃん、おとうさんと手をつなぐ?」と聞いた。娘はわたしを振り返りもせず「やめて」と答える。
「ちぃちゃん、おとうさん心配?」と聞いた。娘はわたしを振り返りもせず「しんぱい」と答える。

軽く杖をつき、夫がゆっくり歩く。娘がぴったりとその後ろを歩く。それを見ながらわたしがその後ろを歩く。縦一列のお散歩。暖かかった天気のいい土曜日の午後。