リツエアクベバ

satomies’s diary

健康

ネット上で話題になっていた猫の闘病の話を読む。病気になるペットもいれば、穏やかに老衰までいけるペットもいる。命によってたどる道は違う。

知人で猫を飼い始めた人がいて。顔を合わせると猫の話をするようになった。ある日、健康診断で数値がよくないものがあったと。憤懣やる方ない顔で「まだ小さいのに」「買ったばかりなのに」「ちゃんとしたものしか食べさせてないのに」と言う。
「いやあのさ」とわたしが言う。「生き物だからね、体も体質もいろいろだよ」。それから付け加えた「子どもといっしょだよ」。

「子どもといっしょだよ」

そう言った時の相手の顔を見て、ああそう思うのかもな、と思った。「子どもといっしょだよ」(そりゃあなたのとこの子どもは規格外だから、そんな風に思えるのかもしれないけど)みたいな、そうそう納得できないし、みたいな顔というか。

なんか、あははそうかもな、とか思った。
初めての子どもがイレギュラーだと、順風満帆とかスムーズとか、そんなことが自然にお膳立てされるようなことは信じてないものね。そんな自分にとっての当たり前は、他の人に当たり前じゃないこともあるんだろうな。

健康って、維持する努力ももちろん関係するだろうけど。でも健康って、運みたいなもんだよね。体に異変が起きない幸運に、日々感謝しなきゃね。