リツエアクベバ

satomies’s diary

10回目

猫が死んで10回目の水曜日。10回目か、と思いながら今日も水曜日のネコを飲む。

インドの青鬼と、水曜日のネコと。母方の叔父に教えてもらったビール。この叔父に話がしたいなあと思いながら、長い長いメールになりそうなのでまだ思っているだけ。

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以前叔父に本を紹介されて読んだ。老いた時の死に方の話。この本に出てくる「しぜんに枯れていく死に方」を見据えるような話をした。

老衰死 大切な身内の穏やかな最期のために

老衰死 大切な身内の穏やかな最期のために

しかしわたしは。猫が死んでゆくのに抵抗した。食べなくなっていく猫に食べさせた。一度は持ち直したように見えた。
生と死。ゼロかゼロじゃないか。命があるか無いか。止めてしまったらもう戻れない「生」。止める誘惑を思い知った。

消えゆく命を抱いて送った。わたしの母は小柄で痩せていて小さい。母が死ぬ時に抱っこしてあげようか、と言った。母がふふふと笑った。どんな死に方送り方になるのか。運もあるし、わからないね。