リツエアクベバ

satomies’s diary

入試から二日経過

今年の後期入試の神奈川共通問題は、数学が難しかった模様。数学に取り組みながら(これはそう簡単には点が取れないだろう)と思った息子は、テスト用紙の回収のときに視界に入る他者の解答用紙の中の「難易度が高いと判断した問題の解答欄」に目を走らせたそうだ。(これは数学の平均点はヤバいことになりそうだな)と思ったと。数学のテスト後の教室の雰囲気からも、周囲の落胆は感じたと言ってた。
息子よりもずっとランクの高い高校を受けた子のかーちゃんと、入試翌日に話す機会があった。数学がボロボロだったと傷ついて帰ってきたと。数学の後に昼休みになって、それから午後の試験に続くのだけれど。食事がほとんど喉を通らず、吐きそうにもなったそうだ。
翌日の教室では、「数学が難しかった」というのが話題になってたそうだ。お勉強ができる子たちにとって、屈辱の数字を受け入れなくてはならなくなったというケースが息子の周辺では続出したらしい。50点満点中の20点台というのは、彼らにとっては「見たこともない数字」。ウチの坊やはそんな数字は国語で出くわしちゃうものなんで、それはそれで他のどの教科でカバーできるかってスイッチはもう慣れっこ。今回は英語がとても簡単だったから英語の点数でカバーできるはずだからいいじゃん、みたいには思ってたらしいけれど。それでも彼らが「自分たちが見たこともない数字」を入試当日の試験で経験するのは、ひどくつらかっただろうと言ってた。
「で、オマエは数学は何点だった?」と聞かれて素直に答えたら「ふざけんな」と返されたとのこと。難易度が上がった問題だったけれど、息子の数学の得点は過去のレベルで予想されていたところからは数点落ちで済んでいたので、その結果は彼らにとっては驚愕の点数だったみたいだ。いやいやキミたちにとってはウチの坊やの国語の点数だって、充分驚愕に値するとは思うけどね、すげー低くて。英数の得点で国社の点数をカバーしなくちゃならないのに、今年の英語の問題はびっくりするほど簡単だったそうでみんなが点数が高そうだし、数学も得点自体は国語のカバーに充分とは言えない状態になってしまったし、ちょいヤバ路線はあんまり変わらない。
それでもヤバヤバ国語の点数なんて振り返りもせず、数学の得点ににんまりしてる。出来ない子出発の子の方が打たれ強いのかもね。