リツエアクベバ

satomies’s diary

バリバリのイカ天フリーク:その2

 復活番組があったおかげではてなキーワードのダイアリーリンクに「イカ天」が出てくるはてなダイアリーのリンクが続く。わい!と思って読む。ってとこで。
 娘が参加してる知的障害者のドラム教室のセンセーと用事あってメール。ついで話でちょこっとブランキーの話が出て。「なんでブランキー?」ってことになったので、「30日に復活番組があったイカ天観てたから」と返す。 
 彼が22歳の頃からつき合いのあるこの男の子、現在28だからな〜、さすがにリアルでは知らんはずだろ、と、説明的にイカ天の話。音楽で飯食ってるわけだから、まあ復活番組は観たかな?的なとこで。
 そこで返信が来てびっくらこく。「30日観ました! リアルでもちょっと観てましたよ!」。携帯の画面見ながら、アンタこの番組の放送やってた時いくつだよ?と声出してツッコミ。
 と、突然その携帯が着信。「もうこの話題、メールじゃなくて直で話さなきゃ!って思って電話に切り替えです〜」って。電話の向こうにつかみかかるように「リアルでちょっと見てたってアンタ、この番組放送時、いくつだよ?」「3年生とか4年生とかぐらいです」。おねえちゃんが夜中に見てたのを時々見てたそうで。なるほどね。
 そこからもう、相互しゃべるしゃべる。30日の復活番組時に出てきたバンドの話とその説明。彼からはイカ天出演バンドのプレイヤーのその後のこととか、誰の演奏がめちゃくちゃうまいとか。へ〜、そうなんだ〜。と、こっちは聴くのみフリークだったのでふむふむと話を聞く。
 メジャーデビューの登竜門とかってそういうことじゃなくて、夜中に学園祭があるみたいな感じのおもしろさだった。若いのもオヤジもみうらじゅんも出てくる学園祭。数分にかけるテンションの興奮。で、その中に名曲が出てくる驚き、興奮。
 たまは、マルコシアス・バンプは、ブランキージェットシティは、フライング・キッズは、なんてとこになるんだけど。「あの番組放映当時にフライング・キッズと人間椅子のライブ行ったって、そりゃすげ〜じゃないですか」と。「いいだろう、あの時期に大人だったモン勝ちだ」と大いばり。
 「YouTubeでも上がってますよね、いっぱい」と言うので、コレとコレとコレはチェックしてくれ、と言う。
 イカ天放送時、日常の場ではイカ天知っている人見ている人は皆無の環境だった。職場の年齢層高かったし。思いっきり「ねえねえ」言い合える人間を身近でまた見つけてホントうれしい。復活番組放映に感謝。
 「番組自体は結局そんなに長くなかったですよね」と言う。う〜ん、2年弱は今となってみれば「長くなかった」になるんだろう。「後半時期はいいバンドがあんまり出てこなくなったよ」と言う。審査員が一新してから学園祭っぽさも少なくなったな、と思う。メジャーの登竜門ではなかったはずなのに、番組の知名度が上がった頃にメジャーデビューの話が頻繁に出てきて。そりゃちがうだろっていうメジャーデビューもあって。そうやって商業が番組を結局つぶしていったとこもあるのかもしれないな、とも思う。
 適度ないい加減と、そして時々名曲。これが良かったんだろうな、きっと。

三宅裕司のいかすバンド天国 - Wikipedia