リツエアクベバ

satomies’s diary

コミュニケーションの支援

うまくいかない/fuuuuuuunの日記

 コミュニケーションってのは、なんて説明の難しいものだろうと思う。空気を読むってことはどういうことなんだろうと思う。
 コミュニケーションや、いわゆる空気を読むってのは、目の前の相手が欲していることを読みとることだと思う。でもその読みとる要素ってのはいったいなんなんだ?と思うと、どうにも説明のしようがない。成功体験の積み重ねのようにも思うけれど、この成功体験をもつことが難しい場合はどうなるんだろうと思う。
 コミュニケーションの目的というものに、好意的な関係を結ぼうとするモチベーションがあるのならば、乗り越えられることは多いと思う。でも、初対面の、コミュニケーションによってその場限りの目的がどちらかに達せられればそれでいいという場面のとき、これを困難に思う人にはとても越えにくい壁があるのだろうな、と思った。
 カイパパ本をもってきて、発達障害者支援法の中身をひっくり返す。コミュニケーションのスキルアップの支援ってのは出てこない。就労や生活を支援するのならば、ロールプレイングを使った具体的なコミュニケーションスキルアップの支援があってもよさそうなものなのに、と、ちょっと思う。そういや日本語教師をやっていたときに、ロールプレイングで日本という国のコミュニケーションスキルを学ぶってのがあったな、と思う。
 たとえば誰かが経験する経験したコミュニケーションでの失敗の例。これをロールプレイングにもってきて、ではどうすれば円滑に場が進むのか。そんな具体的な例をもってして、スキルを学べることはあるんじゃないかとも思う。発達障害者支援センターという場に、そんなワークショップがあってもいいんじゃないかとも思う。チャンスを与えられて出されるだけじゃ苦しいよ。
 「着ぐるみ」とfuuuuuuunさんは称しているけれど、質の高い着ぐるみがあったっていいはずで、その質の高さで自己評価を下げることなく保てれば、コミュニケーション自体の自信にもつながるんじゃないかとも思う。その着ぐるみ形成支援ってヤツには、こうしたものも具体的な教材になるんだろうか、などとも思う。