震災のときに。亡くなった人の数だけストーリーがあるという話があった。
コロナがまた、一都三県で数字を上げている。しかしワクチンが回ってきて、高齢者の数字が下がっているらしい。
高齢者ではない人の重症者や死亡者の数の累計は、高齢者の数字ほどではないのかもしれない。
その、高齢者ではない人の数字をじっと眺める。わたしは、この数字の「1」になったのかもしれないのだと。
この、突き刺さるような思いは、数字では語れないなと思う。
久しぶりに、包丁で手を切った。
動画を観ながら台所に立っていて、洗い物をしていたのだったか、左手に包丁をちょっと持ってて。手が滑って刃が右手の人差し指にちょっと当たった。
やっちまった。と思う、いつもこういうとき。刃物を持っているという感覚が薄いのと、物の扱いが雑なのと、手先が不器用なのと、運動神経が悪いんだろう。
母は手先が器用だ、ものを作るのが好きでうまい。姉は運動神経が素晴らしい。走るのも飛ぶのも力があったが、運動神経が発達している人間は生まれもってのスタントマンなんじゃないかと思う。子どものときに車にはねとばされても無傷だった。姉はたぶん、咄嗟の時に怪我をしない動きができるんじゃないかと思う。
わたしにもできることがある。咄嗟の痛みでどのくらい切ったかわかるし、どうやってとりあえずの処置をするかがすぐわかる。経験だね。
今回は、刃が当たっただけなので深くはない。でもしっかり当たったから出血はそこそこするだろう。カットバンをきつめにまき、テープの絆創膏をまき、再びカットバンを巻く。血が滲み出ることなく、なんとかなった感。
風呂入って出たらゆるゆるになった。はずしてみたら、皮がぺろんってなってた。この程度でよかった。
今日は車の6ヶ月点検。13年の車検を1月に通して。13年は初めてだったのでドキドキしたが、車は好調。このまま、まだこの車に乗っていたい。
オイル交換をしてもらって、基本の点検をしてもらって。特に新たな問題はなし。ただ、タイヤの溝がギリ4ミリ。タイヤ交換をとのこと。見積もり出してもらって予定を組む。
見積もりはタイヤ3本。3本にするか2本にするか、それとも4本か。
以前タイヤがパンクしたので一本だけ新しくなった。だから一本だけまだ交換するほどではない、だから「3本」。
新しく買うのを2本にして、パンク時のと古いのとの分を前に持っていくか。で「2本」。
いや、全部新しくするか。で「4本」。
既に出されていた見積もりが3本だったから、それがよかろと最初に判断されたのだろう。だから3本にする、と返事。
パンクした時がちょうどタイヤ交換の時期ならよかったけれど、そううまくもいかないものだ。
パンクしたの、いつだっけ?と日記をあさる。あったあった。書いておくと便利ね。
車検のことは、車検を出した日には書いていない。後日ふれてた。再読して思い出した。車検の時に「バッテリーがそろそろ」と言われたんだった。そういえば今日はそれは言われなかった。
コロナ中に「わたし死ぬのかも」と思った時に、片付けていないものの多さにやられた。ああ、人にやらせるのに申し訳ない。
ということで、コツコツ断捨離中。人生の「保存してきたあれこれ」、いらないものはたくさんあるが。
録画とか、中古とか、ルール違反のコピーとか。映画のDVDがいろいろある。もうネットで映画は見られるのだから、amazon以外のサブスク追加してDVD全部捨てようか。
と、思ったが。
捨てないで、なぜか買い物。ポータブルのDVDプレイヤー。
以前はこれにDVD入れて、家の中を持ち歩いて映画観ながら家事をしていた。その元々の機器が充電不能に。電源コードの差し込みも不安定で時々電源が切れる。わたしもキレる。
で、新しいのを買った。ずっと前に買ったときはTSUTAYAに山積みされていたもの。確か一万円以上は軽くしたと思う。今回はもっと安いもの、うれしい。
これでとにかく家にあるものを観ていこう。いらんものは捨てる。がんばる。
息子の一人暮らしの部屋に、いろいろ揃ってきたようで。週末に料理を始めたと、できあがった食卓の写真を送ってくる。わたしの母、彼のおばあちゃんがちょっと前に彼に料理本をプレゼントした。「ひとりぐらしのなんとか」とかいうやつ。それを見たり、クックパッドを見たりしてるらしい。
全く教科書どおりとかではなく、好きな食材に変更したり。よくやっていると思うし、写真で見る限りよくできている。
そんなにすぐに料理を始めるとは思わず、道具をたいして持たせなかった。
とりあえず、入居すぐ配送を済ませたものがいくつか。ニトリオンラインは便利。
週末の料理写真を見て、amazonで料理ツールを送る。ピーラーは、うちで使っているのと同じメーカーのもの。30年切れ味が衰えない優れもの。
キッチンバサミ、水菜や葉物はこれでいけそれでいいよと指示付き。
小さいキッチンに一口IHコンロ。電子レンジに活躍してもらうためにシリコンスチーマー。
昨日の続き
昨日、これでもう熱は出ないだろうと言いながら寝た。
早朝、ふと目が覚めて。あれ?と思って夫の額に手をやると、かなり熱かった。37度やそこらじゃない。
夫も目を覚ましたので、体温計を持ってきて検温とカロナール。やれやれ今日も続くのかと思った。
結局、38度超えは早朝のみ。日中熱が上がることもなく、これで終わりかと思っていたところで微熱。腕の痛みは治ってきたとのこと。押すと痛いが動かしても痛くない。
熱発は熱自体のきつさはあるが、「病気の感じではない」とのこと。身体で起きていることの種類が違うんだろうか。
やれやれ、厄介な病気だし厄介なワクチンだと思う。「若い子、女の子に副反応が強く出るらしい。娘の副反応が心配なのだがジジイじゃ参考にならないかも」と言っていたのだが、夫63歳。
やはり既感染者の初回の副反応は出る、と思って構えたほうがいいと判断。夫の二回目は8月6日。
娘29歳のワクチン接種の日程が決まった。8月6日と8月27日。発熱すると思って見守る。
娘には「おとうさんはコロナの注射をした」と説明した。父親をよく見ていて、腕をおさえる動作をやってみたりしている。事前学習になったようだ。
コロナワクチンの副反応。
「既感染者は、副反応が一回目から出る可能性が高い」。
この話が出ていたり、出ていなかったり。まだまだデータは少ないのだなと思う。副反応自体も個人差は大きいし、なんとも言えない。
とりあえず。夫の一回目の接種が終わった。「既感染者の家庭内データ」として参考にする。