リツエアクベバ

satomies’s diary

老いるということ

母が、老いることで自分に自信を失くしていく。姉がなんだかんだ言うことが関係しているらしい。

「老いるということは、悪いことではない」

これは母には届かないらしい。なので言い方を変えることにした。

「老いるということは、経験である」

いや、わたしはそう大真面目に思っているよ。体が変化や退化をする。これはなんぞやと、新しい経験を手にして知識の扉を開く。なるほど。この繰り返しだ。

母はわたしにとって、老いた人間ではなく、先を行く人で。わたしは母のそばで、日々学んでいく。