リツエアクベバ

satomies’s diary

最近の年寄り

姉が先週まで帰国していた。母のお友達たちがそーっと姉が帰るのを待っていた感じで。
週明けから一気にわちゃわちゃしてる。母は「みんなに『おかえりー』って言われた」と、これまた声がはずんでいて。なんだか友達との予定がいっぱい入っている。

舅が生きていた時、よくわたしに「実家に泊まりに行かなくていいのか」「実家にまめに行け」と言っていて。
母は母の生活があり、わたしの足繁くなどいらないのだが。
「母は友達が多いから」と言うと、舅は「友達なんてだめだ、家族がいなくてはならない」と言っていて。
なんかもう、これは価値観というものだから「そうですね」「では母に会いにいきますね」などと適当に答えていたなと思う。

母は。人生最後の「わたしだけの暮らし」をおおいに楽しんでおり。それはいつか最期の老いで終わる。非常に貴重な時期だと思う。
そしてそうした友人の中で暮らすのは、非常によいのではとわたしも思う。
そういう年寄りが、最近の年寄りなのかもなあと最近思う。