リツエアクベバ

satomies’s diary

賠償金

交通事故の慰謝料を調べようとすると、法律事務所の広告ばかりが出てくる。要は「弁護士通すとこんなに高くなるぞお」ということらしい。

いつも思うのだが。弁護士さんになる人といえば、「教室のエリート層」だ。それが広告になると、借金苦の人間や薬害とか交通事故とか。人の不幸に手揉みで営業してるようで、商売人のようだ。

夫の交通事故の治療が終わった。後遺障害は認定されず、示談に入る。保険会社が計算する賠償金額を書類で送付する。その数字を確認して「お話しに入る」と先日電話があった。

今日、その数字が届いた。「弁護士基準」ではなく「自賠責基準」で計算して、だいたいこのくらいの額だろうと。そう想定していた金額よりはるかに高い金額がきた。保険会社の独自の計算式によるもので「自賠責を下回るものではない」と但し書きがあった。

数字が提示されて「お話しに入る」そうだが。誰かの主観で決められた数字ではなく、きちんと考えられた計算式にのっとった数字だろうと。いっちゃなんだが、そうですか以外の返答は思いもつかない。

夫にしてみれば「終わったこと」が、金として返ってくることにどうも実感がわかないようなところらしい。わたしは「あなたの身体の痛みに支払われる金額だから、形になるものに残そうよ」と。貯金してただの数字になるのも、この金額は違うような気がするというか。

とりあえず、築24年になった家の、すっかり劣化したウッドデッキについて。作り直しの見積もりを取ろうかということになった。いくらかかるのか実際にはよくわからないが、そこに使うのがよいのではないかというところ。

車もいずれ新しくしなければならないのだが。車の購入費用に回すには、ちょっと縁起が悪いのでこれは無し。