2006-09-18更新分に、霞先生からトラックバック受信。
教育を地域社会で行う、ということに意義はあると思う。ただ、「行けばいい」「行けば学んでくるだろう」という要素が少しでも存在すれば、その部分を背負うのは現場だろうということ。必要なのは事前教育の充実だと思う。
学生ボランティア、ということでいえば、わたしの周辺では明治学院大学ボランティアセンターからの紹介は評判がよく、信頼されていると思う。
大学のボランティアセンターをネット上で調べると、立命館大学ボランティアセンターの事前教育の充実は特に注目に値すると思う。
さてこのニュース。
安倍官房長官:国公立大学の9月入学導入を検討(毎日新聞 2006年9月14日)
安倍晋三官房長官は14日午前、自民党本部で開かれた青年局主催の総裁選挙公開討論会で教育改革について「教育再生には英知を結集する必要がある」と述べ、「安倍政権」の発足後に首相直属の有識者会議を早期に設ける考えを明らかにした。具体的な検討項目として、大学の入学時期の9月への変更や入学条件としてのボランティア活動の義務化を挙げた。
誰がこうした事前教育をやるのですかね。入学以前、ということだけれども、すでに卒業している高校が担うんでしょうかね、該当する一部生徒だけに。予備校が行うんでしょうかね。でも予備校の仕事は合否までですよね。
な〜んかこう、やらせりゃいい止まりの思考、という気はしますよね。その疑問に気づいてくれる層ってのがどれだけいるのか。そのことに関心、という感じです。