リツエアクベバ

satomies’s diary

通知の準備

舅のところに喪中葉書が来たそうで。中旬でいいかと思っていたのだが、慌てて準備にとりかかる。

舅の去年の年賀状と、一昨年の喪中葉書から住所録を作る。昨年は義妹が、その前は舅が宛名を手書きしていた。今回の通知のための作業はここから。年賀欠礼というより、死亡通知になる。

お仕事をしていた頃のご友人とか、94の舅と同世代かと思うとお元気ですごいなと思う。そしてこの方がたに舅が死んだという事実が伝えられるのかと思うと、胸が痛くなる。

舅が集めた切手を使い「故人が趣味として集めていた切手を使わせていただきます。供養としてご覧にいただければ幸いです」と入れる。実際、切手を切手として使いたいのだけれど、単なる死亡通知だけでなく切手を通して気持ちがつながればいいなと思う。

そんなふうに思っていたのだが。去年の年賀状で、過去舅と一緒の職場において「切手サークル」のようなものの思い出を書かれたものがあった。少なくともこの方にはきっと何かがつながるのだろうと思う。

機器いろいろ

息子からもらったiPhone5sを設定する。Spotifyamazon ミュージックだけ入れようか、radikoはどうしようか、とか。

かわいそうにフィルムもケースもない丸裸。amazonで購入。しかし、想像を軽く超えるバッテリーへたりでウケる。ワイヤレスのイヤホンで聞くからいいんだけど。

元々自分の旧機種は、家の中で大活躍。SpotifyTVerradiko専用機。じゃあ今更息子の旧機はいらないじゃないかというところだが、欲しいので仕方がない。

家の中ではそうやって、旧機種を働かせてるのでiPhone XRのバッテリーはバリバリ元気。一年半経過で現在「98%」。

iPad第六世代は今月でまる2年になる。気軽なパソコンとして大活躍。
ここのところ、葬儀関連に大変重宝している。情報を検索し、エクセルを使って会計記録をつけ、大事な書類をスキャンして残す。
機器の状態になんの不安もないが、ケースが傷んできたのでそろそろ替えたい。

iPadといえば。いわゆるぱちもんのapple pencilを買った。すぐ充電できなくなったので、交換してもらったのだけれど。こういう廉価製品は「交換」と言いながら引取をしない。けっこうな確率でヤワな製品が混じるのが想定内なんだろうと思う。
手元にある故障品が突然治らないかと期待するが、そんなに世の中甘くはない。

香典返し

ごく身内での家族葬、と言ってもありがたいことに香典は送られてくる。四十九日を終え、香典返しに取り掛かる。

親戚のご葬儀で香典返しに商品券をいただいたことがあるところへは、商品券がよかろうと。百貨店の商品券は意外に使いにくいということで、以前JCBの商品券をいただいた。その方面にはそれにならってJCBの商品券。
しかし店頭買いで箱に入れてくれるところが少ないなあと。

弔事のカタログギフトは、値段設定がビジネス上うまい。例えば3万円の半返しとか、半分より多くなる選択にならざるを得ない、みたいな価格設定。

わたしの実家からの香典は、父が死んだときに舅からいただいた額のちょうど半分にしてもらった。はじめから現金で半返し。マナーにうるさい御仁なら悲鳴をあげそうなやり方だ。
こんなことはもちろん内々だからできることだが、最初っからみんなで「お返しなしの全額受け取り」にすりゃーいいのにとか思う。

iPhone格闘

息子さんがiPhone12proが欲しくてたまらないらしい。今持っているのはxs。特に問題はない。今までのiPhoneに比べて2年経過後のバッテリーのへたりもさほどではない。ただ、欲しいんだな。

最初は単なる話題的に、「12とproなら12でいいんじゃないか?」とか言っていた。正直、よほどカメラでSNSまくってる人以外、性能的に12で充分だろうとわたしは思う。そこまで支払う万札増やす理由がわたしはわからない。

ただ。「xs」や「11pro」を選んだ人は、もう戻れなくなるんじゃないかと思う。都落ち感があるのかな、みたいな。Appleの戦略はまあ、うまくユーザーの心理をついているようにも思う。

さて息子さん。単なる話題的に「12とproなら」と言い。次に「12の青とproの青では」と言い出し。そして店に見に行き。キャリアのサイトでプランを見始めた。

笑ってしまったのは。昨日舅の四十九日で集まったときに、机の上にあった姪のiPhoneを見てわたしに「12のproだ!」と言ってきた。笑った、それは11proだよ。ああほんとに欲しいんだなと思って笑えた。

「買え、買え、買っちまえ」と焚き付けて。「5sちょうだい」とねだる。この子のiPhone歴は「3gs」「4s」「5s」「6s」ときて7、8飛ばして「xs」。5sはios12 まで上げられる。家で音楽系アプリを使うのに充分使える。「いいよー」と持ってきて、充電つないで、出てきた大問題。「パスコードが思い出せない」。何回かトライして全てダメ。

ということでさっきからパソコンでリカバリを実施しているのだが。どうにもエラー続きでうまくいかない。バッテリーへたりまくりの単なる旧機種なのだけれど、機器大好きババアが「死なせてなるものか」と格闘、エラーメモ。

  • 「ソフトウェアを抽出中」に時間がかかりすぎるので再起動。
  • 「ソフトウェアを抽出中」モードで15分超えるとiPhoneリカバリモードをやめてしまう。
  • 「ソフトウェアを抽出中」モードが終了し「復元できませんでした。デバイスが見つかりません」と表示される。

さらにスタートからやり直す。チャレンジごとに「ソフトウェアを抽出中」にかかる時間が短くなっていく。さて「復元できませんでした」が出るかというタイミングで息子が見に来る。

「エラー続きでやばいよ」と言ったんですが。するすると5sさん、次の段階に進みました。息子さん、大得意。いや、もうおれの子ざんすよ。

四十九日

舅の四十九日の法要。

義姉夫婦、義姉娘三人、義妹1、夫とわたし娘息子、義妹2の11名参加。

義妹2は、8月に足の指を骨折。治りが芳しくなくまだ松葉杖使用。松葉杖使用で九州から参加。葬儀に出られなかったし、今回来られてよかった。

檀家であるお寺は、2006年の姑逝去のときにもう、ご住職が闘病で不在だった。近隣のお寺から住職が来てお仕事する態勢が何年も続き。そして亡くなられた。
住職不在の寺になり。去年だか一昨年だかに「新しい若い住職」がきた。今回ほぼ初めてのお付き合い。

葬儀屋さんにこのあたりのお布施の相場を聞き。「戒名は代々の人間に格を揃えて」とお願いして。お布施はお気持ち、というのが前提だが「四十九日法要を込みで○十万円」と先方から金額を提示された。

提示された方がぶっちゃけありがたいといえばありがたいが。そういう時代なんですね、とも思う。そして金額は葬儀屋さんに聞いた相場に近い。
ただ以前の住職の方が「そんなに高いとお大変でしょう」とか言って、なんだか相場より安かったそうで。そんなことに甘えていられない時代だねえ、とかという話。

また「四十九日法要も込みで」というのは、いわないとやらない家庭も増えてきたのかとも思う。
10年くらい前に出た葬儀で、お経の後の僧侶の「お話」が、「最近の人は法要をやらない。年回忌法要はやらなきゃだめなんだ」とかキレ気味で。なんか仏教ビジネス宣伝みたいだったねえと参加者がみなボソボソと言っていた。そんなことを思い出した。

しかし「四十九日込みで」と言われたのは、四十九日の法要をやる時点では非常に気が楽ではあった。前金済、ですから。まあ、花代、塔婆に納骨のための石屋さん支払いとか、お金はまた動くのですがね。

という、まあ「大人の話」はさておき。舅は墓の中に入ってしまった。
9月22日から気づけばもう一か月は軽く過ぎたのだなと思う。
日常は日常なのだけれど、時々不在にぽかんとする。

法要、納骨、会食が終わり。あとは実子四名での相続や今後の話し合い。わたしは娘息子とお先に失礼する。

さて。次は香典返しと喪中葉書。お仕事は続きます。

乗っ取り

twitterのアカウント、乗っ取られましたわ。

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は?と思って、全ての端末からログアウト、パスワード変更。通知が来てから5分くらいで終えたのですが。

古くからの行き来ありのtwitterフォロワーさんから、リプライとメッセージの通知あり。

は?と思ってtwitter開いたら、なんか変なツィート入ってるし。慌てて削除。スクショ撮るの忘れたの、ほんとミスった。

息子がなんだかんだ話しかけてくるので「今、忙しい」「twitter、乗っ取られた」と言ったら「また?」とか言われた。数年前にLINE乗っ取られましたのでね。

つーか。GoogleApple IDも、わけわからん土地からログインされた経験あるし。

パスワード、強固にしてるし、2段階認証もかけてるんだけどね。ただ、twitterは2段階認証の設定していませんでした。ぬかったぜ!

おばあちゃんの手

母方の祖母は、初孫が40代だった。わたしが生まれた時に50歳くらいだったと思う。

最近、ふと思うのだけれど。わたしが小さい時に、おばあちゃんの手で「おばあちゃんの手」をやっていて。
たぶん。わたしはその頃のおばあちゃんと同じくらいの年齢なのだなと思う。

それで。わたしはわたしの手で「おばあちゃんの手」をやってみる。
手の甲側の皮膚をつまんで引っ張るんだ。皮がつまめて、ちょっと上に引き上げられる。子どもの手はつまむと肉だったんだよな。おばあちゃんの手は皮っぽいんだ。

なんとなく、手の甲の皮を引っ張る。わたしの手も、年をとりましたね。でも、おばあちゃんを思い出せる手になったんだなとか思う。