先日テレビで観て、これをこう使うか、と思ったCM。シャネルのサイトを出すと、広告画像クリックでいきなり始まるフラッシュ。
ばばんと始まるフラッシュは強引だけど、映像はとてもきれい。メイキングの様子も興味深く見る。
でもこれをこう使うのは、やはり化粧品の、そしていわゆる高額の化粧品の広告フィルムだからだよなあと思う。出てくる男性が、金ヅル以上の意味が見えず、そして悪いけど存在がどこかマヌケで陳腐。ただのカチカチ屋になってるんだけど、でも、口紅を売るってことが目的だからなあと思う。
シャネルのサイトはメイキングがおもしろいのだけど、メイキングかっ飛ばして手っ取り早く見るならこちら。
・YouTube - Chanel rouge allure (英語版)
・YouTube -CHANEL - ROUGE ALLURE - COMMERCIAL -JULIE ORDON(NEW SPOT)!!!(フランス語版)
でもってこっち。
YouTube-「軽蔑」(シャネル広告フィルムの元ネタ)
Brigitte Bardot - Le mépris
なんか売りたい映像ではないわけで。だから口紅が出てくるわけじゃない。「わたしの唇好き?」「耳は?」「目は?」と聞いていくシーン。様々な色をもたせていく「ウィ」というセリフが鑑賞に値するシーンだよなあと思うのは女性目線なんだろうかと思う。BBのケツより「ウィ」だもんな、わたしは。
この「ウィ」があれば、わたしは百均の口紅でもいいなあ。シャネルの新製品の口紅の、カチってのは、やってみたい気もするけど。なんかシャープの両開き冷蔵庫のCMを初めて見たときに思ったことと似てるような感じで。