リツエアクベバ

satomies’s diary

Hero

「アレクサ 安室奈美恵かけて」。

amazonのプライムミュージックに、安室奈美恵の曲が大量に放出されたと、きんどうさんが教えてくれた。

kindou.info

夕飯を作る台所で安室奈美恵が歌う。聴いたことがある曲とか、聴いたことがない曲とか。わたしはこの人の世代でもないし特にファンでもない。同じような女の子が街を闊歩していたなあとか、ヒット曲があったなあとかそれくらい。
子ども産む前の紅白で息を呑むような美しさを感じたなあ、とかそれくらい。

ポンキッキーズでなんか着ぐるみを着てたのは覚えてる。あとなんかブドウのキャンディかグミか忘れたけど、CMで何人かのひとり程度な映され方の中で、なんだか一人だけ印象的だった。頭の形からまんまるできれいなブドウみたいだなとか思ったのは覚えてる。

何曲かシャッフルされ、Heroが流れてきた。NHKのオリンピックソングだったけれど。これ、息子さんのこと思って歌ってるだろ、と思ってた。
わたしはこの曲を初めて聞いた時、わたしはこんな風に思って息子を育てていたと思った。

「ちぃちゃんにはたくさんせんせいがいる。でもぼくにはおかあさんしかいない」

息子にも幼稚園の先生はいたし、かかりつけの小児科医もいた。でも。普通の子じゃない子どもへの支援のチーム感を、息子は早くに感じ取っているところがあった。
よしわかった。アンタの感じるそのチーム感を、わたしが一人で引き受ける。わたしはアンタのヒーローになる。みたいな感じはあったなあと思う。
思うというか、安室奈美恵のHeroを聴いたとき、わたしは息子が小さかった頃をわーっと思い出したんだな。だからなんか、彼女はご子息への思いをドバーッと溢れ出してるように思ったんだ、この曲。

今週息子は25になる。よく育った。いい子だ。

最近のprime music

amazonのプライム会員が会費以上の課金無く音楽が聴ける。というprime musicが始まったのは2015年。
邦楽がさ、びっくりするほどカビ臭いくらい昔の曲ばかりで。あとはマイナーな方がメジャーな曲をカバーしているものとか。

しかしですね。最近、ちらほらと、「カビ臭くない程度の少し前」が出てきた。クリープハイプ、WANIMA、SHISHAMOOfficial髭男dism、あいみょん、あたりがうれしいなと思う。

気がついたらchai水曜日のカンパネラがprime musicからunlimitedにチェンジしていて残念に思う。

unlimitedのお試しキャンペーンには随分心が揺れましたが。
prime musicやらSpotifyのフリーやらで聞きかじり、聴きたいものはTSUTAYAに行くという行動はたぶん今後も変わらない。

思わぬところから出会い

今日はスッキリを録画。吉本問題でMCの加藤浩次が燃えているそうで。前日の分の一部を動画で見て、さて今日はどうなるかと。

覚悟を決めた人のドラマ、が動いている。関心はこの一択。アメフトの危険タックルの青年を思い出しますね。

ちなみにうちの息子は今回の登場人物で言えば「亮さん」。最初から自分の意志を通すキャラや力はなく、しかし嘘を飲み込むと潰れそうになる。
うちの息子はあの状況であそこまで話せないだろうなと思うから、今回の「亮さん」はよく頑張ったとおばちゃんは思う。

「アンタは亮さん」と息子に言うと、「絶対あれだ」と本人も言う。ぐだぐだとしゃべりながら夜一緒に録画を見た。
ワイドショー的話題ではあるが、そこここにいろんな人間の本気がある。
かーちゃんとしては、そんなドラマを見ながら、この先の人生で間違えた時に立ち上がる強さを学べと思う。

「テープ回してないやろな」発言に関しては。ボイスレコーダーの扱いに慣れておかなきゃならん時代かもなと。就活の時に疑問を感じた機会があり、息子在宅のときに息子の携帯にかかってきた電話をスピーカー通話にして、わたしがボイスレコーダー回した時があった。常に自衛の機器が手に中にあるということは大きい。
聞き直すことで自分にとっての情報が整理される利点もある。

さて、吉本話題が終わり。なんとなくそのまま見ていたらフジロックの話になり。
あるバンドの話が出て、一部のメンバーがスタジオに現れ生演奏が披露された。
わたしと娘と手を叩いてノリノリ参加。
Red Hot Chilli pipers。バグパイプが入ったロック、ってとこですか。

meetia.net

Red Hot Chilli Pipers cover Avicii's Wake Me Up for the Radio 1 Breakfast Show

Spotifyに入ってたので、今日はずっとこの方たちを聞いてる。
吉本からバグパイプな今日でした。

音楽環境

amazon musicのアンリミテッド。まあいわゆる有料の音楽ストリーミング。これが4ヶ月99円のキャンペーンをやっていて、なんとなく気持ちを持っていかれてる。

しかし、なんだ。
そんなに自由にわんさか聴けるようになっていいものなのか、と、ババア感覚の自分が囁く。

音楽を生業にした人が定期的に作品を生産し続けなければならなくなるように、定額有料サービスを利用したユーザーはどんどん消費していくのかな、とか。

自分のライブラリには、何度も何度も聴きたいものや、今聴いて改めてまた聴きたくなるものがある。
そうやって自分のライブラリをまたひっくり返して、新たな物欲に抵抗する。
まあどこまで抵抗できるかもわからないけどね。

これからの時代。
親が契約するストリーミングで音楽にまみれた子どもが育っていくのかと。
そういうことを考えて、それもまたすごいことだなと思う。

プレイリスト「ぷ」

6月16日日曜日、プレイリスト「ぷ」を作った。

自分のためだけの、自分を助けるためのプレイリスト。
発端は「宝石になった日」だった。この曲はアルバムの中の一曲として出会った。(小さな生き物が死んだ曲だ)。この曲を聴きながら、いつかうちの猫は死ぬんだと思った。この曲が入ったアルバム「Butterflies 」が発売されたのは2016年。アルバムが出た頃はまだまだ遠いことだと思っていた。

それからじわじわと、猫の老化や腎臓の状態の悪化が進んでいった。うっかりこの曲を聴いてしまって、いつか来る日を感じて泣けてきたこともあった。少し前は、絶対に近づいてはいけない曲だった。

猫が死んだ。
しばらく洋楽ばかり流していた。
それから。「宝石になった日」を取り出した。
死んだから聴いたわけじゃない。助けて欲しかった。息が苦しくて、でもこの曲はちゃんと泣くことを助けてくれたりもした。
そして。とにかく欲しかったのは「寂しいから、大丈夫」という世界。
それから「ちゃんと寂しくなれた」「『忘れても消えない痛み』に『大丈夫』」という世界につながっていき、「宝石になった日」に「ray」をつなげた。
それならば。と思ってプレイリストを作っていった。

選曲は、6月16日一気に一回だけ。後日の編集はだめ、と勝手に決めた。
かなり直感的選択だった。
助けてくれるプレイリストだったし、このプレイリスト自体が「日記」として残ると思う。

1 宝石になった日

死んだから宝石になったとか、そんな「お星様」的なものではない。自分に与えられた様々なものが更新がストップされたことによって凝縮されていき、宝石になる。と、思った。

BUMP OF CHICKEN「宝石になった日」

2 ray

今回rayに引っ張られた感じがした。何度も聴いた曲なのに、いろいろ新鮮に思うことがあった。
「宝石になった日」の発表後に(黒蜜糖が死んだの?)という話をネットのあちこちで見た。黒蜜糖とは99年発売のインディーズ時代のシングルのジャケットに出てくる黒猫で。中学生の時に実家で買い始めた猫だとかで、年齢的にとっくに寿命だったろう。と、思っていたのだが。ray発表の少し前に死んだのか、という仮定にすると少なくとも計算は合うなと思った。

rayは元々は「記憶の光芒」というタイトルで、固すぎるから光芒にして「ray」になったと。後ろから自分に向かって光が射す。その光から自分の影が前にできる。というインタビューが、発売の頃にあった。

などなど引っくるめて、今回非常にわたしを助けてくれる楽曲になった。


BUMP OF CHICKEN「ray」

3 supernova

いなくなってしまったけれど、いたことの大切さ。みたいなとこで助けて欲しかった。

supernova

supernova

4 話がしたいよ

この曲は、もしも歌詞が全く知らない言語で歌われていたとしても好きだと思う。
声とメロディラインとギターで、わたしはいつも助けられる。

BUMP OF CHICKEN「話がしたいよ」

5 メーデー

タイトル勝ちでの選曲。「救難信号」。助けて欲しかったから。

メーデー

メーデー

6 真っ赤な空を見ただろうか

藤原基央氏が、曲がかけない極度のスランプに陥ったときに、空を見て一気に書いた曲というエピソードがある。「動き出した」というエピソードにあやかりたかった。

7 R.I.P

タイトル勝ちでの選曲。「やすらかに眠れ」。

R.I.P.

R.I.P.

8 embrace

小さな生き物が出てくるから、という理由で選曲。この曲を「残酷な曲」と、作り手が語っていたという話がある。力なく理解。そうだね。

embrace

embrace

9 同じドアをくぐれたら

10 ロストマン

ロストマン

ロストマン

11 太陽

太陽

太陽


勢いで3曲ばばばと追加した。

12 ファイター

「零くん」の強さにあやかりたかった。

「3月のライオン meets BUMP OF CHICKEN」MUSIC VIDEO

13 ガラスのブルース

まー。これがプレイリストのラストでしょー!

ガラスのブルース

ガラスのブルース

メガネツインズ

今、メガネツインズ にどハマりしてる。高橋優と音楽プロデューサーの亀田誠治のユニットで、高橋優のシングルCDに曲が入っているらしい。
メガネツインズ ということで、メガネだの視力だのドライアイだの。そういう歌詞。

youtu.be

高橋優はアルバムをレンタルするから、メガネツインズは今まで聞いたことはなかった。

イキのいいセッションという感じでワクワクする。
Spotifyで流れるオススメ曲をかき分けてメガネツインズを聞く。

どれも好きだけれど、「メガネが割れそう」がたぶん一番好き。

open.spotify.com

テレビかじりつき

ちょっと前に録画していたものをやっと観た。
観たかったのは、新妻聖子。数分の間に人間のドラマを感じさせてくれる、素晴らしい「劇場ねえさん」。ながらではちょっと無理。息をのんでテレビにかじりつく。


関ジャニ∞Theモーツァルト音楽王No.1決定戦 新妻 聖子 米津玄師「lemon」


関ジャニ∞モーツァルト 新妻聖子 Never Enough

緊張感をみなぎらせて、心を音にのせて羽ばたく。ホント、素晴らしい。