リツエアクベバ

satomies’s diary

さみしいかな

息子が昨日来て、今日帰った。

なんだのかんだのとよくしゃべる。地声が大きい、いちいちなんか言う。でかい声で娘にからむ。うるさい。

子どもにうるさいって言っちゃいけないんだよなとか、ああうるさいって言っちゃったな、とか思ったのはいくつくらいだったんだろうか。もう遠慮無しに「うるさい」とか、とっくに日常的に言う感じになった。

息子が家を出たときは、さみしかったな。しばらくさみしかったな。いなくなった部屋がカラになった感じがしたよな。で、そんな日記も書いたよなと思う。

しかし息子と別に住むことに、とっくに慣れた。時々来る人でわりとちょうどよく、なんかあったらLINEがいきかうくらいの距離感にも慣れた。

年末年始にコロナ罹患でしばらくうちにいて。それから帰して、なんか久しぶりに(ちゃんと食べてるかな)とか思った。その、思ったことが新鮮でもあった。

で、今回来て。またなんだかんだとくだらんことをわーわー言ってて。「うるさい」って言っていたら。
「そんなこと言ってても、帰っちゃったらさみしくなっちゃうよ?」と言ってきた。

あれ?
この子、さみしくなったりするのかな?

と、思った。思ってることって、口に出たりするからな。まー、いいけど。

わたしはさみしくなっちゃうのかしら。いや、寝具をまた整えて。次に来るのは5月の連休かなとか、そんな感じ。

65歳の誕生日

1月21日、今日は夫の誕生日だった。週末がドンピシャで誕生日当日というのも、あまりあることではない。

食べ物のカタログギフトをいただいていて。山形牛のすき焼き肉というのがあり。それを昨日配達に手配して、それでは量が足りないので高い和牛肉を追加した。

息子がプレゼントの赤ワインを持ってやってきた。年末年始にちょっと帰ってきたつもりでいたのが、コロナ罹患で10日もいて。しかし感染防止で口を開けない期間が長かったものだから、よくしゃべる。それを見ながら、いや全くこの人にとっては災難だったよなと改めて思う。

夫の誕生日のプレゼントはエアロバイクで。脊柱管狭窄と言われた時に、かなりいろいろ調べた。エアロバイクは前屈みの運動で、脊柱管狭窄の人の腰に負担がない。
整形外科でエアロバイクはどうかと聞いてくれと夫に言って。「脊柱管狭窄に直接いいとかいうことは無い。ただし、心肺機能を高める運動ということで、脊柱管狭窄に負担が無いことは確か」という回答だった。

夫の脊柱管狭窄に関しては、かなりよくなった。歩行に痛みはもう出ない、動きも軽くなった。週一回のリハビリは続いていて、毎日のストレッチも欠かせない。

製品については、近隣のショップでセールをしていたものをネットで調べて確認。タブレットを置けるものにした。

www.alinco.co.jp

ということで。
人の誕生日にこじつけて、わたしも欲しいと思っていたものを買いましたという話。がんばろう。

90歳

強盗に入られて、90歳の女性が殺されたというニュースがあった。

母が、友達と話したと。90まで生きて、そんなふうに殺されるのは悲しいと。ご家族もやりきれないだろうと思う。胸が痛い。

わたしはさ、と母に言う。いろいろ「そうか」と思ったのよと。
8時15分には家族は外出、午前中に外を歩く姿を近所の人が目撃」ってのに、そうかと思ったと話す。
要は「ひとりにしておけない90歳じゃない」。「いってきます」と言って、家族はそれぞれに平日の日常をもてる。ご本人は、ご自身の意志で外出したりの「ふつうの日常がある90歳」だったのだね、と。
健康だ。すばらしい。

だからこそ、胸が痛い。せつない。

母に、鍵をしっかりかけてくれと頼む。人間って怖い。

ガーデンシクラメン

所用あり、外出。店舗の駐車場に停めて歩き出したら、外の花屋でガーデンシクラメンの苗が値下がりしていた。年が明けたからだろう。

シクラメンは、ガーデンものも室内ものも暮れが高い。年明けに値下がりする。でも春先まで元気に咲く。パンジービオラもそうだが、四月頃に花盛りになったあたりで花屋では「時期遅れの苗」になる。花屋にはもう無いが、うちでは元気に真っ盛り、というのが楽しい花ではあるなあと思う。

ガーデンシクラメンは、うまくやると球根で夏越しができる。翌年に「生きているぞお」と葉が茂り出すと、何か「勝った」感がある。素人が夏越しさせた苗は貧相で、買ったほうがずっと美しいのだがそれはそれ。栽培遊びの類だと思う。

値下がりしたガーデンシクラメンの苗を買う。
ふむ、と思う。ここのところ、夫の腰痛だの65だの、じわじわとライフステージの「高齢化」に気持ちが持っていかれていた。
いや、なんか。ガーデンシクラメンで気持ちが転換したというか。

わたしと夫は、余命20年というところか。20年の先はオマケだな。しかしその余命20年の間の「花」は今だ。ここから10年くらいが一番若い時期になるのだろう。花期だ、もったいない過ごし方はできないなと。
老後に関しての漠然とした経済不安はあるが、元々高価な無駄遣いが性分としてできない。生活を楽しむ程度の小銭を、ちまちまと我慢するのはもったいないのだなと。この先の経済に関しての漠然とした不安に、今の生活の小さな楽しみを押しつぶされることはない。

ひとつ150円ほどの苗を5個買う。鉢に入れて眺める。来週はもっと花を買うかなと思う。

シニア突入

夫が今月、65になる。仕事はそのまま続けるのだが、雇用形態が変わる。年収は下がる。
いや、シビアなほどには下がらない。このあたりは技術職の強みだろうなとは思う。

急に経済的に困窮するわけではない。現実的に「人生のそんな時期」を実感する方が大きい。
ただ本人は、自分の力が低評価になっていく気持ちにはなるのだろうなと思う。

実際、肉体的にも人間の生命力のMAXをとうに過ぎているのだから仕方がない。

いつの時期も、自分にとっては初めての経験で。次女として育った自分は、いつも姉の経験から予習していたようなもので。
同じようにまた、夫から「この先」を予習しているような気がするなあと思う。

いろいろ片付けていたら、最初の免許証が出てきた。パンチされて利用できない状態になっている。

20代の写真が、笑えるほど若い。そして、ヘアスタイルが時代遅れというか。パーマの感じがダサい。

顔が。つるつるだ。当たり前だが、見事にシワもたるみもなく、つるつる。本人は一人前だと思っていただろうけれど、子どもだなあと思う。

まいっちゃうほど老化してきたけれど。わたしは今の顔の方が好きだなあと思った。

サプリ

友人とサプリの話をしていて。
ああ、そういえば。あれをほったらかしだ。と思った。

hc.kowa.co.jp

2021年の四月に「コロナになった」と言ったら、母が送ってきた。とにかくなんとかしてやりたかったんだろうが、届いた時には入院していて。帰ってきてから見て、そのまましまいこんでいた。

使用期限は今年の12月までと書いてある。効能がどうのというほど疲れてはいないが、お元気サプリだと思って飲むことにした。

1日に二回までは飲めるらしいが、そこまでのこともない。一回一粒でよいのでラクラクだ。
今日で3日くらい飲んでるが、特になんてこともない。でも無くなるまで飲むつもり。