リツエアクベバ

satomies’s diary

キンピラピーラー

キッチンの小物であまり使っていないものを入れた箱がある。先日そこから箸置きを出した。そのとき、キンピラピーラーを見つけた。
「あれ?なんでこれ買ったんだっけ。なんで使ってないんだっけ」
と思って、普段使うものを入れておく引き出しに移した。

下村工業 きんぴらピーラー KP-01

下村工業 きんぴらピーラー KP-01

  • メディア: ホーム&キッチン


今日、人参を切るのに使おうと出した。で、すぱっと手を切りました。とほほ、だぜ。
まな板に野菜を置いて使わなきゃいけないものでしたね、これ。持って使ったら、刃の端が左手の手のひらにすーっと切り傷を作った。

「ちゅういぶかく、生きるー!」

2019年の年始に決めた目標でしたが、いつまで経っても粗忽者でまいる。

ふつうのサイズのカットバン、サイズが全然違うが、貼る。赤い血が出てくるのでとめようと思うのだけど、場所が場所なだけに難しい。それでガムテープでぐるぐる巻く。その上に薄手のゴム手袋をして家事続行。

夫にLINEを入れる。サイズの大きいカットバンを帰りに買ってきてくれと頼む。わかりやすいように絵を描いて写真を送る。

紙に血がついてますね、スプラッタ。
彼は大変素晴らしいバンドエイドを買ってきてくれました。サイズもちょうどいい。変な位置の切り傷にもがしっとカバーしてくれた。素晴らしい。

このバンドエイドを貼るために、ガムテープぐるぐるをそっとはずしていった。小さいバンドエイドは血まみれになっていたけど、傷はひらいてなかった。ズキズキはしないのでたいしたことはなさそう。

去年、左手の親指の先をカッターでがしっと切って整形外科にいったときに。医師に言われた、切り傷はテープで引っ張って皮膚を寄せる。
それを思い出して今回はガムテープを使った。粗忽者だが、学習はしているんだぜ。

眼科行った

夫が、緑内障の治療を始めてる。健康診断の眼圧検査で要検査の判定が出て眼科受診。眼圧が正常値を少し出ているが自覚症状は無く、しかし治療は開始しなければならないとのこと。毎日の目薬と、三ヶ月ごとの受診。

姑が緑内障の治療を受けていた、と義妹が言う。緑内障は遺伝的要因があるようで、夫が緑内障の治療を始めたと言うと「あたしも行かなきゃ」と折に触れ、言う。しかし、行かない。

義妹と同い年の自分も他人事じゃない。わたしが受ける健康診断には眼圧検査は無い。視力に問題が無い人生を送ってきたので、眼科にはあまり縁が無い。しかし年齢的にそんなことも言ってもいられないなあとも思う。

舅はまだ退院がみえない。「入院してる間にいっしょに眼科いこーよー」と誘うが、ごにょごにょごにょごにょ言うので、よしオレ先に行ったろと思って行ってきた。

「眼科に行く機会がなく、健診してほしい」と問診票に書く。
視力検査、眼圧検査、医師による眼の状態の検査。

視力は裸眼で遠くも手元も0.8。乱視出てるので遠くはワッカがだぶだぶの状態。手元は、ババアのくせにがんがん読めるので検査の人がちょっと驚いてた。そーなんだよ、ひかりさえしなきゃ余裕なんだよね。

医師のお話。
眼圧は正常。緑内障は心配いらない。
眼の状態は、ドライアイ。乾燥して傷もある。目薬処方しますとのこと。
これは自覚あった。まあ生活習慣が機器まみれですからね。
視力の話、「手元も遠くも見えていますね」。いや40過ぎからがんがん乱視出てるので、見るもの光ってたらアウトです。素直にメガネかけてますと言う。

医師に思わずツッコミ入れたこと。
「手元が見えていますが、これから老眼が始まりますよ」
いや、先生。老眼が乱視に出るタイプだと以前言われて、そう解釈してたんですが。「あー、そうですね、そのタイプですね」。

50代も後半になって「これから老眼が始まりますよ」って優しく言ってもらえると思わなかった。医師、こっちが手元読めてる数値マジックにかかったか。待合室、後期高齢者だらけだったので、急に何か勘違いしたのかな、
とにかく優しく言ってくれた「これから老眼が始まりますよ」。

義妹に言った「眼科行ったよ」。今までとは違う声で「あたしも行かなきゃ」と義妹が言った。
緑内障も心配だけど、飛蚊症もある、ぶんぶんぶんぶんしてる」。

ああ、だから行きたくなかったんだね。なんとなくやり過ごしていて、でもきっちりそこ指摘されるのってなんとなく逃げたくなる。わたしも行けばドライアイ言われるかと思うと、すごく気が重かった。でも、とにかく課題一個終わったぜ。

腰のリハビリ

変形性腰椎症、2回目のリハビリ。

前回教えられたストレッチとトレーニングで、かなり痛みが取れたと報告。
ただ、全くなくなったわけではない。
リハのねーちゃんが、前屈して後屈してひねって、など指示しながらわたしの体を確認する。

前回のリハビリで、ねーちゃんがわたしに言った。
「大きく息を吸って、強く吐いて吐いて吐いて。そこでお腹に力を入れて。そのまま呼吸を三回。この堅いところがインナーマッスルです、ここ鍛えます」。

前回のリハビリのあと、わたしが夫に言った。
「『この堅いところが』って、もうおなか全体ぐにゃぐにゃなんだけど、お肉まみれで。どこが堅いんじゃ」

しかしリハのねーちゃんは肉まみれのババアの腹を抑えながら、確実に筋肉を探し当てる。
そして今日は、その探し当てた筋肉が、二週間くらいはまじめに鍛えていたなとわかったらしい。
ババアの腹を抑えて、「お、いいですね」とほめてくれる。うれしい。

指示される運動、一つ追加される。二週間後確認して、感触よければ「今後はオマエががんばれよ」でリハ卒業だそうだ。がんばろう。
またねーちゃんに、ほめられたい。

休み終了

暖かな一日だった。

舅が入院する病院に、車ではなく徒歩でお見舞いに行く。夫と娘とわたしで。天気のよいよく晴れた午後。

舅は、一度は外れた点滴がまた始まった。一度は終わった絶食がまた始まった。呼吸する度に痰がからまる音がする。

意識はとてもしっかりしている。高齢での入院は認知症になりやすいすすみやすいと、これまでの入院で何度も何度も言われたが。今回は特に言われず、また本人の意識や会話になんの問題も無い。
ただ、体の力が弱くなっている感じがとてもする。

少し話して、すぐに眠ってしまったので、長居せずに病院を後にする。
そこからまた、お散歩しながら近場での初詣。

それからお茶を飲みに行き、間食。買い物をして帰る。
さあ、明日から日常だ。

四日

三が日が終わり、じわじわと日常に戻りつつある。休みボケしまくっている現状。日常に戻れるのか、変な緊張感。

今日は出かけようかと言っていたけれど。娘の体調がちょっと下がり目のように感じたので、買い物程度で日を終える。

夫は義妹と病院に。舅の面会。インフルエンザの予防だとかで面会の人数を少なくとの病院からの通達。夫が行く時はわたしは行かない。
舅は悪くはないが、よくもない。退院の予定はまだ立たない。

スーパーで、正月料理の値下がり品に手を出す。夕食はそうしたものをつまみながら鍋。

年賀状がちらほら届く。以前はこの時期に届く方にはもう出さなくてもいいかと判断したものだが。
最近は「届いた年賀状にだけ、年賀状を出す」人の話をよく聞くので判断に困る。

おせち料理

子どもの頃、若い頃は、なんとも思わなかったおせち料理
今、ちまちまちまちま食べてる。ひとえに日本酒をちまちまちまちま飲むことに関係してるのでは、と思う。

元旦は母のところにいるので、自分ちでおせちを食べるのは二日から。作ってないし、量もあまり買わない。
すぐ正月は終わってしまうし。

紅白かまぼこと伊達巻のセット。
黒豆、昆布巻、田作り、松前漬け、数の子
まあ、20代の娘と息子はかまぼこくらいしか食べないわね。

三が日も今日で終わる。餅はまだ食べたいそうなので、明日あさってはまだ雑煮を作る。
しかしそろそろ日常に向かわなくてはね。

今日は木曜

昨日は水曜、今日は木曜。昨日は元旦、今日は二日。
令和二年になった。猫が死んだ水曜を数えるのはそろそろやめる。

猫の骨はまだ家の中にいる。猫のいつもの居場所にいる。本当は11月に庭に埋葬するはずだったが、3月に延ばした。

花桃を地植えにしたい。その根元に埋葬したい。花桃の地植えの時期は落葉してから極寒を避けた時期。
11月と思っていたが暖かい秋で落葉が遅れ、そのあと「一月並みの寒さ」の日があり。不安定なので極寒が終わってからにする。

猫の不在が自分の中に静かに当たり前になった。ただ、ひとつひとつの思い出がいとおしい。