リツエアクベバ

satomies’s diary

忘れるのが怖い

元々、若年性の認知症に関心があり。家族の書籍など読むことが多かったのだが。
自分の体の老化を感じ始めたら、忘れることが怖くなってきた。
あれ?と思うことは、早く早く早く、思い出そうとしてしまう。

元々、物の整理が雑で。「物を決まった場所に置く」ということが、昔からできない。
考えなしに「ちょい置き場所」に、とりあえず置いてしまい。しかも、この「ちょい置き場所」も家のあちこちに存在する。
わたしの「あれ、どこやった?」のドタバタが始まると。夫と息子は、黙ってわたしの動線をたどって見つけてくれたりする。

てへぺろじゃねーわ、ちゃんとしようぜ、なのだが。最近は、「物をなくした」よりも。「どこに置いたかわからなくなる」自分に、ジタバタする。

今日も、だ。ちょいと物置に用があった。壁掛けのキーボックスから物置の鍵を取って、物置の用事を済ませた。そのあとなんだかんだをして、雨なので娘を駅まで車で迎えに行った。帰ってきて、キーボックスに車の鍵をかけてしまおうとしたら。物置の鍵が無い。記憶が、全く、無い。

ジーンズのポケットを確認し、あちこち探して。玄関に落としてないか、やたらにドタバタして。とにかく、記憶が無い。泣きたい。わたしの脳みそは溶けていくのか、いや固まっていくのか、怖い。

もういい、外でなくしたわけても捨てたわけでもない。家の敷地内には絶対に存在する。もう、わたしはメシを作るんだ。

と、思って。エプロンを手に取ったらさ。そのポケットに入ってたわ。ここにいたのか。鍵も、わたしの「安心」も。よかった、見つかって。

ファミレスで読書

車を新しく買うのに、ドライブレコーダーをつけようと。
ナビは純正がいいけれど、ドラレコは純正じゃなくてもよいだろうと付けなかった。
先日、カー用品屋に行き、ドラレコを購入。今日取り付けてもらった。

そこそこ時間がかかる作業なので、午前中に入れて所用を済ませて。それからファミレスに行って、昼食。ドリンクバーでお茶を飲みながら、読書をして過ごす。

先日、Kindle佐藤愛子のエッセイを二冊購入。二冊目に入ってるところ。

佐藤愛子氏は、母のちょうど10歳上。佐藤氏も元気だが、母も元気だ。母がこれから老いていくことの予習になるかと思い読み始めた。

いや、やっぱり90を超えるということはしんどいものだなと思った。しかしいきがってるわけでもなく、若ぶってるわけでもなく。しっかりと老いていく様がそこにはあり。
文章のおもしろさに加えて、生き続けるということをふと考える。

面談

娘のショートステイ先を、登録した。今までほとんど泊まりの福祉サービスを利用したことがなかった。
本人が預けられるの嫌い、旅行でも宿泊先でうまく眠れない、というのがその理由。

ただ。担当のケースワーカーさんに「泊まりの福祉サービスの経験を」と言われた。
本人のためにも。また、緊急で家庭に何かあって、利用が必要になったときに「利用実績や利用時の本人情報」も大事なことだからだそうだ。

今日は、登録した先で本人交えての面談。部屋や設備を見て帰る。

まだいつ利用するかわからないが、とりあえずまず前進。本人には「大人になるお勉強」と説明した。

プリンター

プリンターの印刷のかすれがひどくなった。
クリーニングを繰り返した。
ダメダメだった。
これ、いつ買ったんだっけ。amazonで買ったよなと購入履歴を確認した。
2016年の3月に5763円で買っていた。
8年ですか。買いましょう、新しいのを。
元々廉価モデル、新しく買うのもそのレベルのもので。

いや、しかし。
老朽化したパソコンで老朽化したプリンターのクリーニングの指示を出す。
ポンコツポンコツを作動させて、よたよた。
そして、その指示を出しているわたしも、老朽化していろいろポンコツ

突然春

天気予報、ウェザーニュースとYahoo天気と微妙に差が出る。
今日の天気予報では

微妙に差はあるが、とりあえず思ったこと。
え?今日って何着るの?
3月に冬が本気出してたから、すぐ出る服が真冬ばかりだぜ。

とはいえ、薄着してお出かけ。よい天気。でも桜はまだ。

暴風

すごい風が吹いた日だった。
車の近くに置いてあった、小さなアルミの踏み台が。
近くというか、車の位置より少しだけ高い場所にあったその踏み台が。
風になんか飛ばされて。
そんなものが風に飛ばされたのは初めてで。

車の後部のタイヤ近くに、1センチほどの傷が二箇所付いた。

かなしい。

女子医大行った

娘を連れて女子医大へ。
コロナ禍突入の時期、病院の入り口は入るまでの通路から動線がはっきり分けられていた。熱がある人とそれ以外。
入り口を入るとたくさんのアルコール台があり、車椅子の高さのものなど種類もいろいろだった。

去年の「5類」以後、入り口の動線の区別のラインは無くなった。
そして今日、「入り口のアルコールは、3月いっぱいで終了」だそうだ。
いよいよ、特別なことはぜんぶ終わりなんだな。コロナはただの感染症のひとつになる。

娘は、採血をして甲状腺と腹部のエコー検査。自覚症状もなく、「大人が話して勝手に決めてる」検査なのに、よく協力してくれてありがたいと思う。

特別でなくなった、といえば。今日、なんだかものすごく久しぶりに、電車の中で化粧をしている人を見た。インスタのメイク動画のように、工程が細かかった。
わたしは本を読んでいて、最初は気づかなかったのだが。最初から見たかったな。
大きめのブラシで顔に粉塗って、細いブラシで目頭に細く塗って、指でファンデーションを鼻筋につけたりしていた。ああ、チークも細かくやってた。すごいな。正直、どこがどう「それをやってよくなったのか」わからないばあさんでした、わたしは。おもしろいだけで。

こんな人を見るのはずいぶんと久しぶりだと思ったのだが。そうか、マスクつけてたらこんなことはしないんだなあと。
「日常」に戻ったんだなあと思った。