リツエアクベバ

satomies’s diary

変な夢を見た

昨日、というか早朝、すごい変な夢を見た。
転居した。今の家に住む前の集合住宅に「戻る」という転居をした。理由はよくわからない。知っている町に「戻る」転居だった。知っている町のはずなのに、たった一人で迷子になった。なんだか知らんがちょっと出て、その転居先に帰ろうとしているのに帰れない。
知っているはずの道なので、ここをこう行ったら帰れる道だと当たり前のように思っているのに、まるで景色が違っていてよくわからない。ここだと思って集合住宅に入るのだけれど、今度は部屋番号がよくわからない。集合住宅の中をぐるっと回ってもたどりつけない。さんざん回って「このマンションではない」ということにやっと気づく。また建物の外に出る。途方にくれる。
とても緊迫していたのが、「トイレに行きたい」ということ。膀胱がぱんぱん状態でどうしようもないのに帰れない。携帯を持っていて電話をかけようと思うのに、携帯が故障したのかアドレス帳の記録が全部パーになっているのに気づく。自分が記憶している番号は自分の携帯のみで、アドレス帳の機能の無い携帯は何の役にも立たない。
途方にくれる。もう膀胱はぱんぱんで物陰にしゃがみこみたくなるような状態。もうしょうがないという感じで泣きそうになりながら、自分が実際に取った姿勢は「しゃがみこむ」のではなく「起き上がった」。
起き上がって全て夢だと気づき、トイレに行く。もうろうとした寝起きの状態の頭で、全くもって平常の自分ちのトイレまでのルート全てがうれしく思えて仕方がなかった。
はて、変な夢を見た。というところではあったのだけれど。パソコン立ち上げて自分とこのブログを開いて、過去ログのアクセスを見たらこんな過去エントリに閲覧の記録があって再読。

常識的な安全と、紙一重のところに存在する危険と/2006年8月7日更新分

その前日に自分が書いた内容から、ぐずぐずと考えていたことをばばんと書いておいたような「日記」なんだけれど。再読してぞっとした。今朝の変な夢もからんできて、自分が平穏と思っていること思いこんでいることがいつか崩れるかもしれない、みたいな恐怖にぞっとした。実につまんねーことだけれど、携帯のアドレス帳に頼らずに夫の携帯のナンバーくらい、しっかり記憶しておけよ自分、とも思った。
ぞわぞわとした不安。ここのところ、娘の特別支援学校で防災について取り組みまくってるところもあるとも思う。先日、災害時の要援護者の特別避難訓練に学校の中から有志メンバーとして参加したことも関係していると思う。災害時の要援護者に関してのマニュアルを読みまくったことも関係していると思う。
災害時の要援護者に関してのこと。手をつけるとその問題はよくわかるけれど、逆にうちの娘は「災害時の要援護者」ではないことも意識としては明確になった感じ。通常の高校三年生の能力なんてものはまるで無いけれど、親といっしょにいる分には「小学生の子ども」程度の状態で、それは「災害時の要援護者」とは言えない。「災害時の要援護者」では無いならば、それは「災害時の要援護者に対しての支援者になる可能性」ももつということだとも思う。災害時に支援が必要な仲間が見えるならば、自分自身に支援者としての可能性の発掘を考えることだって必要だとも思う。見えてしまっていることに知らん顔はできない。そのためには自分自身に力が要る。そうかと思って今までわかっていながら備蓄していなかった防災グッズに関して、こつこつと備蓄を開始しているこのごろだったりもする。それでも「いつかあるかもしれない日」の可能性は怖い。とても怖い。
平和な日常はとてもとてもありがたいものだ、と、なんかものすごく実感してしまう。そこをどどんと実感するのが「膀胱が爆発しそうな夢」というのがちょっと情けないところではあるけれども。まあ平和な日常なんてものはそんなものかもしれないけれど。まあとりあえず、眠れるからといっても寝しなのコーヒーの飲み過ぎには気を付けようと思った。