リツエアクベバ

satomies’s diary

メールの利用

 20日朝、携帯のメール画面を見せられる「これってチェーンメールだと思う?」
 「内容はいたずらかそこらじゃなさそうですね」と答える。「ただ様子を見た方がよさそうな気も」。
 その直後に他の人からもこの件に関しての情報が出る。いなくなってからずいぶん日にちがたってる。いなくなったというたいがいのケースでは、ここまでの日数以前に見つかっている。ということは、人気の無いところに入っているのか、入り込んでいるのか、と思う。
 その日中にあちこちから同文のメールが入る。警察に確認。活動に参加しているダウン症の地域の親のグループの会員からも個人でメールが入ったので、会員に対しての連絡担当者と連絡を取る。
 個人ではなくグループとしての支援を。個人ではなくグループからの連絡として一本化。文面は回っているメールではなく、サイトの文面を引用しサイトのアドレスを入れる。メールで回っているお母様の携帯番号はカット。連絡先は管轄の警察署の生活安全課で充分と判断。
 生活圏やその周囲から出ているのか出ていないのか。これまでの目撃情報からは大きく出ていないことが推測されるけれども、それ以上のことや可能性についてはわからず。
 わたし個人の判断としては。個人でメールという媒体で回していくことを選択していない。すでに障害をもつ子の親ネットワークでは回りまくっているようだし。そして同じ市内とはいえ、これまでのご本人の行動の線からははずれている地域であることも理由のひとつ。動く必要性が高いと判断すれば、ビラを入手して自治会レベルでの働きかけを選択すると思う。
 もし自分のことであったならば。管轄の警察が動く、見つからない。動いていそうな線をしらみつぶしにする、見つからない。「こんなところにいたのか」という線でもしも発見されるかもしれない、という可能性を信じるとしたら、どんな情報の回し方でもありがたいと思うと思う。どこに可能性があるかは誰にもわからない。
 そう思うかもしれないのに、情報の回覧にどこか冷静になっているのは自分が冷たいのか、とも思う。事件に巻き込まれているのであれば、その該当の地域は大きく広がるだろうし。
 ただ。情報の回覧の選択の議論以前に、服装やだいたいの情報は完全に記憶してしまった。このこと自体は大きいと思う。一刻も早く見つかりますように。