リツエアクベバ

satomies’s diary

霞先生、ありがとう

 ここ数日、霞先生のブログからのアクセスがたくさんあります。そのひとつひとつに驚きと心配があるのだろうと推測しています。

ブログ閉鎖のお知らせ/特殊学級担任→養護学校教諭の“ここだけの話”

 閉鎖の理由や、閉鎖についての言及は避けます。思い出だけを残しておこうと思う。
 霞先生との出会いのきっかけは、わたしが検索で見つけて、トラックバックを送信したことです。去年の6月のこと。自分の過去ログを引っ張り出してきて眺め、まだ一年半程度しかたっていないのだということに、少し驚きを覚えました。
 少し驚きを覚えるくらい、霞先生と積み重ねてきたものは大きい。わたしのところを閲覧していただいている方には、わたしが「霞先生」と記す名前はすっかりおなじみだと思う。わたしのところで、霞先生のところで、また共通の巡回先で。霞先生とは様々な対話を重ねてきたなあと思う。
 対話の中での疑問や視点を、霞先生はデータで資料で出してくれた。その一つである「障害の表記」に関しては、たくさんの人の反響も呼んだものになった。
 また、霞先生は、わたしが問いかけることに対して「宿題」と呼び、経験をふまえての考察を出してくれることもあった。これは霞先生のところにコメントというような目に見える反響だけではなく、わたしの人間関係の会話の中で「その件に関しては霞先生のとこ参照で」ということもけっこうあったと思う。
 知的障害児の教育というもの。心理的な印象ではなく、実際の教育を充実させようという姿が見える、その教育の紹介の数々。これは、多くの閲覧者に様々な感想を与え続けたとも思う。
 障害児の教育ということだけでなく、障害児のきょうだい児という話題。これも、今は閉鎖された障害児のきょうだい児の方のブログを中に、それぞれに自分の考える視点を豊かにしてくれるような関係だったな、と思う。
 今年の一月に義母が亡くなったとき、霞先生はお父様が亡くなられたときの経験を話してくれたこともあった。このひとつひとつは、わたしの心に刻まれているなあと思う。
 霞先生、ありがとう。あのブログを作っていてくれてありがとう。