リツエアクベバ

satomies’s diary

ありのままを認める背景

 母から電話、父といさかいをしたという愚痴。愚痴の中で、母が他者と話したことが出てくる。姉が先日実家に滞在していたときのことを他者にこぼしたという話。「あの人は下の子ばかりいじめると思っていたが、上の子に対してもこんな言動をした」という話。
 父親が下の子ばかりいじめるとさらっと出る。そう、そういうこと、生家ではわかりきったこと。世間一般では理解されにくいことだろうと思う。理由なんて簡単に説明できない。それでも現実は現実。
 実につまらないこと、身長の低い家系でわたしは家族の中で一番背が高い。と言ってもたいしたこともなく163程度。つまり身長の低い家系。母の足は22センチ、姉の足は22.5センチ、そしてわたしは小学生の時にすでに24センチ。でも足に合うサイズの靴をわたしは買ってもらえなかった。23.5センチ以上の靴は、わたしには買ってもらえなかった。きついと言うと父に「嘘つきだ」と言われた。「女の子の足がそんなに大きくなるはずが無い」と。それでもきついと言うと「反抗するな」と言われた。小さな靴の中に足をしまい込み、それでもわたしの足は成長を続けた。現在のわたしの靴のサイズは24.5か25。認められなかったわたしの足。
 わたしが娘の障害の受容に対してそんなに苦労をしなかったのは、そんなことが関係していると思うよ。