リツエアクベバ

satomies’s diary

ブレスレット

朝起きて、しばらくしてから気がついた。左手首にいつも控えめに光っている、銀の鎖が無かった。

細いシルバーのブレスレットで。細いからすぐ切れそうなものなのに、けっこう丈夫で。今まで一度も切れたことはなかった。

寝てる時だろうなと思って、そんなに慌てなかった。でも、ベッドには無かった。

細い鎖なので、もう見つからないだろうと思った。それで、速攻でamazonを開いた。注文履歴を開いて「ブレスレット」と入れた。なんの迷いもなく、再注文で購入。だって、わたしの左手首にこれが無いといやなんだもの。

シルバー製品は元々高くない。しかしこれは安い。そしてこのフィガロチェーンはとてもさりげなく美しい。わたしはこれが好きだ。だから再度買えてよかった。残数少なかったし。

明日ポストに届くんだそうだ。でも、掃除していたらリビングの床の隅に落ちてた。細い鎖が、見つかりやすい落ち方をしていたものだと思った。鎖が切れたのではなく、留め具の部分が少し変形してはずれていた。直した。

わたしの左手首に、ささやかなキラキラが戻った。明日新しいのが届くらしい。ふむ、スペアだな。平和だ。