リツエアクベバ

satomies’s diary

お帽子

すごく久しぶりの友達と会う日だった。二人で出かける先があり、待ち合わせの場所にわたしは向かっていた。
ひとりの女性とすれちがって、(あ)と思った。

息子が大学生のとき、一時ハットに凝っていて。細身で高身長の息子には、小洒落たハットはよく似合い。本人も気に入って凝っていたのだけれど。
ある日友達に「おや、お帽子か。お出かけか?」と言われたと。思わず爆笑してしまった。

最近、冬のニットのベレー帽を買った。「土曜日はお出かけだからお帽子をかぶろう」と、ちょっと前から思ってウキウキしていた。

それなのに、わたしはお帽子のことをすっかり忘れてしまった。そのことに気づいたのは、ひとりの「お帽子をかぶった女の人」とすれちがったとき。

あー、わたしだって、お出かけだから、お帽子かぶってきたかったのに。

と、ぶつくさ思っていたところに、待ち合わせていたお友達が来た。
お友達は、お帽子を、かぶっていました。
なんか会った瞬間、くっそーと思って、そんな自分に笑ってしまった。笑ってしまったら楽しくなってしまって、きゃっきゃと笑って。それを見ていたお友達は、意味もわからず、でもわたしにつられてしまって、きゃっきゃと笑った。楽しい一日の始まりでした。

次のお出かけは、お帽子をかぶるぞお!