リツエアクベバ

satomies’s diary

やっと日常

12月に入ってすぐに、夫が腰痛で。通勤時に朝と夜、駅までの車での送迎が必要になった。
これを日常としているひとはいるのだろうと思うし、たいしたことはないと思えばたいしたことはない。

でも早朝の運転にも暗くなってからの運転にも、やはり緊張しながらというところはあった。駅までの道は、車の往来が多いのに歩道が狭い。電信柱の陰になる「黒い服の歩行者」は怖い。ロービームではこうした歩行者が見にくい、ハイビームを使うと対向車は眩しい。パタパタと切り替えまくって運転する。
息子の塾の送迎は夜だったが、そんなことをやっていたのはもう15年近く前になる。こっちはその分年を取った。

夫が暗い道で、バイクに後ろから引っかけられるような交通事故に遭い。かなりそうしたシチュエーションが怖くなったのはあるなあと思う。

息子のコロナが終わった。娘は通所し、夫の通勤も始まった。やっと日常だ。

そして。夫が、腰の具合がよくなってきたと。今日から送迎はいらないよと。
「だいじょうぶ?無理しないで」と言いながら、ああやっと元の日常だと思う。

まあ、しかし。わたしたち夫婦が助け合いながら「加齢のからだ」で生きていくのだと。そういうビジョンがかなり明確にはなったかな。