リツエアクベバ

satomies’s diary

高齢者の生活

区役所に行った。高速道路の障害者割引証の期限が来月切れるので更新の手続き。

区役所内にある福祉保健センターの、高齢・障害支援課が窓口。ここはいつも空いてる。待ってもひとりかふたり、なのでその感覚で行った。

10人待ちだった。周囲には高齢者だらけだった。

番号札をもらいながら「なんでこんなに混んでいるんですか?」と聞いた。「高齢者の乗車証の交付でちょっと混乱が」と。「ああ、なるほど」と。

今年の10月から、市営交通や市内のバスで使える高齢者の乗車証がICカード化される。そのあたりのことだろうと、おおまかに解釈した。

待っているひとに、職員さんがひとりひとり、事前の聞き取りをしていく。それが大変なことになっていた。
有料の納付書やらなんやら、書類が郵送されているらしいが、それを聞かれてもぽかんとするひとがいたり。「耳が聞こえないから、自分の順番がわからない」と何度も訴えるひとがいたり。なんだか場がカオスだった。

順番に案内されるのだが、通常の窓口に呼ばれるひとと、扉付きの個室に案内されるひとがいたり。10人待ちなのだが、一人あたりの時間がかなり長い。

思ったのは。おそらく、というか。80代一人暮らし高齢者の多さだ。自分に届く郵送の書類が管理できていない、フォローする家族がいない、という感じがした。福祉的な要支援がいらない自立した生活ができているんだろう。だからこそ、よくわからないものに対して単独でよくわからなくなってる。

母は、なんとかやっているが。行く時に、書類系のものは確認している。今後はもっとこの手のフォローが必要になるのかもなと思った。