リツエアクベバ

satomies’s diary

早逝

子どものとき、父方の親戚のうちで。若い父親が仕事帰りに事故で亡くなった。ひき逃げだった。犯人が見つかったが、未成年で無保険だった。幼児のお子さんと若い母親が「遺族」になった。

ストーリーとしては知っていたが。その現実の重さを、本当にはわかっていなかったなと、年をとった今は思う。
その時の幼児は大人になり、その時の若い母親はよく野菜を送ってくださる。
平和な日常が当たり前になってしまっているが、あの出来事から歩いてこられたんだなと。その大きさが、年をとってからしみじみとわかるようになったと思う。

結婚してしばらくして、母方の叔父の癌が見つかった。数年の闘病後に亡くなった。小学生と幼児の子どもがいた。

病院の付き添いにわたしも行った。事実をわかったような気になっていたが、たいしてわかりもしなかったんじゃないかと、年をとった今は思う。

自分が子どもをもって。ちいさい子どもがいる生活で、急に夫に死なれるということ。その喪失感を思うとクラクラする。

ビズリーチの社長さんが、ダウン症のお子さんの父親だと、以前インタビュー記事で読んだ。よい記事だった。その文章に、今日、追記の文書が追加されることになった。衝撃だったし、知らん人なのに悲しいやと思う。
お子さんたちのこれからを支える方が、たくさんいてくれることを願う七夕。

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