リツエアクベバ

satomies’s diary

役員の順番

娘の通う事業所はNPO法人なのだが。運営委員会方式をとっていて。事業所は運営委員会での承認を得ながら運営される。
利用者とその家族の代表者は、この運営委員の一員になる。

利用者とその家族の役員は、年度ごとに順番に担当する。各現場から一組ずつ出してその数名の役員からその年の代表を決める。娘とわたしは、今年度二回目の順番が回ってきた。前回も今回も代表となり、運営委員になった。

年度はじめの運営委員会の議事は、昨年度の事業報告と今年度の事業案。昨年度の会計報告と、今年度の予算案。

わたしは。代表になるかどうかはさておき、今年度の順番は完全な偶然だ。
渡された資料の中のあちこちに、昨年度のわたしがいる。事業所の利用者家族に感染者が出て、利用者に濃厚接触者が出た。その利用者が感染者となったが、保健所指定の濃厚接触者はゼロ。しかし安全徹底のために全職員全利用者に事業所もちで自費のPCR検査を実施。保険衛生費の費目の予算案と、その数倍の決算額

「利用者家族に、利用者に、感染者が出た場合」。あらかじめマニュアル化された段取り通りに実施された。そういうことなのだけれど。

資料として眺める。その立場に今年いる巡り合わせみたいなことを思う。
この立場でなければ、なかなかここまでの「現実的な資料」は見られなかったなと思う。