リツエアクベバ

satomies’s diary

母の誕生日

5月10日は母の誕生日で、今日89歳になった。まだまだ元気なのだが、ちょっと前から老いに対して不安を口にし始めた。

耳が遠くなり、できていたことができなくなる。ここのところ、「電池の入れ方がちがう」ということが増えた。

それでも、一般的な89歳よりははるかに元気だとは思う。週3回ジムに通い、なんだかのクラスでふにゃふにゃと体を動かす。月1800円とかでパーソナルトレーナーをつけて、なんかの器具なども使うそうだ。
誕生日のプレゼントにファーウェイのスマートウォッチをあげたら、楽しそうに毎日アプリをいじっている。

Apple Watchではなく、ファーウェイを選んだのは、とにかく「バッテリーの持ち」。Apple Watchは最長で18時間しかもたないが、ファーウェイのこの製品は最長で二週間もつ。

そもそも母にとっては、スマートウォッチは二個目だ。数年使ったひとつめをどこかに落としてきて。もういらんのかと思ったら、欲しいのだと。進んだ婆さんだ。

89の誕生日を迎えて。これからのこと。何かが衰えたり、何かが出来なくなったり。そうしたことが起きてから生活を変える、とかやめよう。と、母に言った。
それは「挫折と共に何かを失う」という思いを共にもってしまう。年齢で切ろうと。
「余力はあるが、決めたことだから」という、それが精神衛生上良いねと。

90を線にしよう。どう生活を変えるか、この一年で考えよう。

そういうことになった。とりあえず、母がいうには。食事を宅配弁当にする、洗濯の外干しをやめる、とかを今考えているらしい。